小3女児が仲間外れにされ不登校になりそう
お子さんが学校で辛い思いをしていると聞いて、とても心配な状況ですね。お母様として、どのようにサポートできるか悩んでいるのも当然だと思います。まずは、お子さんの気持ちを丁寧に受け止めて、どんな経験をしているのかをじっくり話し合うことが大切です。
1. 子供の気持ちに共感する
お子さんが「仲間外れにされた」ということを訴えているとき、それはとても傷ついているサインです。すぐに解決策を提示するよりも、まずは「辛かったね」「寂しかったね」といった共感の言葉をかけ、気持ちを理解していることを伝えましょう。
たとえば、以下のような言い方が考えられます:
「学校でそういうことがあったんだね。どんな気持ちだった?」
「その時、どんな風に感じたのか、教えてくれるかな?」
子どもが少しでも話しやすい雰囲気を作ることで、安心感を与え、気持ちを整理する手助けができます。
2. 「どうしたいか」を一緒に考える
お子さん自身がどう感じて、これからどうしたいのかを一緒に考えることが重要です。アドラー心理学では、問題解決のプロセスに子ども自身が主体的に関わることで、自己効力感(自分が状況に影響を与えられる感覚)を高めることを重視します。
「どうすれば学校に行くのが少しでも楽になるかな?」
「どんなサポートがあったら、気持ちが楽になると思う?」
と問いかけながら、無理に答えを出そうとせず、お子さんの思いを引き出してみてください。
3. 具体的な解決策を考える
もしお子さんが少し話してくれるようになったら、どんな選択肢があるのかを一緒に考えましょう。たとえば、先生に相談する、学校で話せるお友達を探す、休み時間の過ごし方を工夫するなどです。ただし、お子さんが今は何もしたくないという場合は、「その気持ちも大事だよね」と受け止め、無理に行動を促す必要はありません。
4. 登校しなくても良い日を考える
学校に行くことが今はとても辛い場合、登校しない選択も一時的に検討しても良いでしょう。休むことで心が少し回復し、再び前向きな気持ちになることがあります。その際には、「休むことは逃げではなく、自分を守るための選択だよ」と伝え、自己肯定感を傷つけないように気を配りましょう。
5. 学校側や他の支援を頼る
お母様一人で解決するのは大変なことですので、学校の担任の先生やスクールカウンセラーと話し合い、支援を求めることも大切です。学校での状況を共有し、どのように対応できるか一緒に考えてもらうことで、お子さんも「自分は一人じゃない」と感じられるかもしれません。
お母様として、お子さんが安心して自分の気持ちを話せるような雰囲気を作ることが、最も大切です。焦らず、ゆっくりとお子さんのペースで進んでいけるよう、サポートしてあげてくださいね。