見出し画像

2024年 私の一冊【今年の一冊】【読書メモ】

フォロワーさんの記事で紹介されていました、八田零さんの2024年『私の一冊』を選ぶ企画に参加してみます(締切が12/20で慌てて書きました…)


本の管理は『読書メーター』を使ってます。以前は感想を書いていたのですが、最近は全く書かなくなってしまいました。元々、読書感想文が苦手なのです。

さて今年、何冊本を読んだのか確認しました。結果、わかりませんでした…

『読書メーター』では感想を書いてから『読んだ本』にステータスを動かしていたのですが、感想を書かなくなってしまいましたので『読んでる本』のままになっていました。読了日はステータスが『読んだ本』になった日ですので『読んでる本』では日付がわからないのです。

前置きが長くなりましたが、今年読んだ本は(いま読んでいる本も含めて)おそらく11冊だと思います。

読んだ順にご紹介して、その中から今年の一冊を選びたいと思います。


オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎

定期的に伊坂さんの小説が読みたくなります。


鴨川ホルモー 万城目学

演劇『鴨川ホルモー ワンスモア』を観劇するために予習しました。


木漏れ日に泳ぐ魚 恩田陸

noteで投稿した連載『渋谷で17時』は恩田さんの『ドミノ』を参考にしていましたので、恩田さんの小説が読みたくなりました。

キャラクター 長崎尚志

漫画『マスターキートン』を脚本された方だなって思い、気になって読みました。


ののはな通信 三浦しをん

定期的に三浦さんの小説が読みたくなります。


スリジエセンター1991 海堂尊

ドラマ『ブラックペアン2』が始まりましたので海堂さんの小説が読みたくなりました。ちなみにドラマは見てません…。あとで知ったのですが、こちらが原作だったんですね。たまたまです。


半島を出よ(上)(下) 村上龍

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見ていて、日本が占領されたらどうなるのだろうと思って読みました。


超合理的ミステリーの書き方 中山七里

唯一、新品で買いました。noteにショートストーリーを投稿していますが、どうせなら面白い記事を投稿したいと思い、読みました。


自転しながら公転する 山本文緒

売れてる本だったなと思い、読みました。


蒲生邸事件 宮部みゆき

いま読んでます。定期的に宮部さんの小説が読みたくなります。


以上です。基本的に古本屋で購入しています。年に一冊以上は新品を購入したいとは思ってます。ただ、他にも色々やりたいことがありますのでお小遣いの範囲内になってしまいます。

選び方は売れている本が中心です。ア行から順に本棚を眺めて、これ話題になっていたなと思うと、裏表紙のあらすじと最初の数行を読んで自分との波長があえば買います。

ちなみに、ちょっと気になって『読書メーター』の『積読本』ステータスを見たら72冊でした…


さて、いよいよ今年の一冊を発表します。


村上龍さんの『半島を出よ』です!

かれこれ1~2年は積読状態でした。理由は登場人物のあまりの多さです。冒頭に紹介されているのですが何人いると思いますか?

改めて数えてみましたが100人を超えたのでやめました…

読もうとしては、何度も何度も萎えてしまい、また今度が続いていました。ですので、今年読んだのは気まぐれです。

ちなみにカタカタの名前が苦手です(学生時代、世界史の成績はひどいものでした)。もう登場人物の名前を覚えるのはやめて、『偉い人』『下っ端』『その他』で括って読み始めました。

これが功を奏したのか、読書スピードはグングン上がっていきました。ストーリーが抜群に面白いのです。

気づいたら、北朝鮮の特殊部隊に福岡ドームが占拠されていました。

ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見るたびに、日本が他国に侵攻されたらどうなってしまうのだろうと思います。この『半島を出よ』はまさにそのシミュレーション的な小説なのです。

過激な暴力シーンも描かれていますが、武力による占領とはこういうものだと身に染みて感じました。平和ボケした今の日本で『国防とは?』を考えされられる一冊でした。



#今年の一冊
#読書
#読書感想文
#読書メモ



いいなと思ったら応援しよう!

ひろいてん
サポートして頂いたら有料記事を購入します!

この記事が参加している募集