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いつでも経過している

お題に「未来のためにできること」があるのは、持続不能になる恐れが様々あるからでしょう。 そして具体的に何をすれば良いか分からない人も多いと思われます。 未来と正しさの相性は悪く、それでも正しさを気にするからです。

例えば、一人ひとりの小さな一歩は確かに大事ですが、全体として孤立しているのならそれで終わりです。 実際に素晴らしい取り組みをしている人でも、周りが着いてこなければ不安を抱くでしょう。 効果を気にして「それは本当に正しいのか」と迷い、分からなくなるのです。

多くの人は過去の実績を頼りにしています。 認められた正しさを頼り、「未来のために」と思っても、過去に縛られて行動できないのです。

正しさを求めるのは、習慣、もしくは認められたいからでしょう。 したがって、私たちが必要とすることとは、一致しません。 つまり正しさを先に求めると、必要なことが得られません。 ですから考えることができず、行動できないのです。

したがって「正しくなければならない」という重圧を無くせば素直になります。 そして必要なことは、分からなくても、出来なくても対処を考えるでしょう。 そうすると、少しの切っ掛けで行動ができる状態になります。

たとえば、関係のありそうな人に伝えてみることを思い付くでしょう。 通常、分からないと思えば諦めてしまうため、意識するだけで効果があります。 間でほんの少し関わるだけの人も、居ないと実現できないため、実は重要だからです。

要するに、まず私たちに必要なことが適切になるように意識して行動し、そして「結果的に良ければ、正しいと認められる」ということです。

危機迫る状況の中、考えることができない事態は、過去に何度もありました。 しかし、その感覚はないでしょう。 考えることができなかったからです。 意識を変えなければ、おそらくまた、どうすることもできません。

そうならない様に事の重大さを理解し、現実を意識しなければなりません。

物事には必ず前後があり、不可逆です。 そのため、物事の前後の感覚が失われると問題が生じ、さらに解決もできません。 常に経過があることを意識しましょう。 何はともあれ、まずは、そこからです。

そうすれば、何事も適切に調整を続けなければならないと気付くでしょう。

正しさでは調整ができず、持続できません。求めることは、私たちに必要なことです。



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