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運動って素晴らしい!『一流の頭脳 運動脳』

『一流の頭脳 運動脳』アンデシュ・ハンセン(サンマーク出版)を読みました。

以前、読んで衝撃を受けた『スマホ脳』の著者であるアンデシュ・ハンセンさんの新作で、本国スウェーデンで『スマホ脳』よりも読まれたそうです。

普段運動しているから読まなくてもいいかな〜と思っていました。

しかし、新幹線の待合室で貪るように読んでいるビジネスマンが貪るように見ているのを見て気になり、買ってしまいました。

確かに!!スマホ脳より面白く、どんどん読んでしまいました。

いつだって脳は変わることができます。
そう、運動をすれば!!

「運動すればいつだって脳は変われるのだ!!」ということを理解することができました。ざっくりいうと運動をすれば、毎日死滅している脳細胞よりも多く細胞を生み出すことができるということです!細胞が全て生まれ変わり、人として生まれ変わるということです。

本書では、もっと専門用語を使ってしっかり書いてあります。専門用語も多いですが、解説や末巻に用語解説もあるため苦労しなくても読めますので安心して読めます。

本書では、ウォーキングよりランニングを薦めていています。最低20分できれば30分から40分を週に3回3週間以上続けると良いと書いてありました。

疲れないくらい(疲れすぎると逆効果)の負荷で実施すればいいので、少し気持ちが楽になります。

ウォーキングでもいいため、買い物の時に少し遠回りしたりと意識すればできそうです。

現代病もこれで解決!?

コロナ禍や変化が早く先の見えない不透明なVUCAな時代であるため、ストレスを感じやすくなっています。それにより鬱になったりモチベーション低下になることが多いと思います。

僕の周りにも鬱の方がいますし、現に私も先々が不安で、「このまま働けるのだろうか、もっとスキルを身につけないと不安でしょうがない」とストレスが溜まったりします。職場でも、業界自体に不安を感じたり、やりがいがない仕事や人間関係等、疲れることばかりです。また、勉強や仕事でも記憶力、集中力、ひらめきなど自分の能力に悩むこともしばしばです。

そんな悩みにも『運動脳』では、以下の7つのことについて、良い影響があると書かれています。

 ①ストレス
 ②集中力
 ③うつ・モチベーション
 ④記憶力
 ⑤アイデア
 ⑥学力(子供教育)
 ⑦健康脳(認知症リスクを軽減等)


どれも現代病ではないですが、巷で言われて社会問題になっているものやスマホからくる記憶力、集中力の低下などを解決してくれるのが運動なのかもしれません。夢のような話ですが、確かに科学的証明されていたり、実験で効果が書かれていて納得しました。

運動している人ほど読んでほしい

本書は運動している人ほど読むべきだと思いました。

なぜなら運動に動機づけができ「健康や脳のために活動しているのだ」、「有意義な時間だ」と感じることができて、より楽しく運動ができ、動機づけできます。

私も基本的には毎朝30分走って、夜ジムに行って1時間半くらい汗を流すことをしています。

しかし、運動しているとたまに「この時間を勉強の時間にしたらもっと学べてやりたいことに近づくのではないのか?」とか「なんでこんな運動ばかりしてるんだろう〜役に立つのかな?」と思う時があります。

本書で先に記載した7つの効果を意識することで「今自分は脳を活性化させているのだ!体が喜んでいるのだ」と考えモチベーションアップになり走ったりするのが楽しくなりました。

ただし、やりすぎはよくなく適度にということも本書に記載されているのでバランスを取って休息するときはそうしようと思いました。

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