#117 ChatGPTと対話:あまんきみこ『きつねのおきゃくさま』の特別授業
ともぞう先生とチャッくんの特別授業
2年生「きつねのおきゃくさま」編
ChatGPTと対話しながら、「きつねのおきゃくさま」の授業に挑戦してみます。
まず、授業を始めるにあてって、あまんきみこさんの基本データと学習指導要領解説「国語編」の1,2年「読むこと」と、きつねのおきゃくさまの全文を読み込ませました。
「きつねのおきゃくさま」 あまんきみこ作
あまんきみこさんの作品は、他にも、
「ちいちゃんのかげおくり」
「おにたのぼうし」
「白いぼうし」
などが国語の教科書に掲載されています。
子どものころ、上記の作品のどれか1つは小学校で学習したことがあるのではないかと思います。
あらすじを1文でまとめてみると、
「お腹を空かせたきつねが、ひよこ、あひる、うさぎを太らせて食べたい気持ちと、ひよこたちにやさしくされたことで、仲良く暮らしたい気持ちとの間で葛藤しながらも、ひよこたちのためにおおかみと戦ったすえに死んでしまうお話。」
こんな感じです。
この物語はきつねの葛藤が描かれています。
はらぺこきつねが、ある日やせたひよこと出会います。
ひよこをだまして太らせてから食べてやろうと計画を立てます。
純粋無垢なひよこは、きつねが太らせて食べてやろうということには全く気付いていません。
そんなひよこに、きつねは心を奪われていくのです。
そこで2つの葛藤が生まれてきます。
ひよこ、あひる、うさぎを食べたいという気持ちと、
食べてはいけないという気持ち。
食べてはいけないという気持ちを、仲良く暮らしたい気持ちに置き換えて読み取らせてみようと考えました。
この2つの気持ちの心情変化を読み取るのに、心情メーターを活用してみます。
AIであれば、感情をもつこはありませんが、感情を数値化することはできるはずなので。
①食べたいメーター
②仲良く暮らしたいメーター
この2つの心情を数値化(1~10)しながら、叙述をもとに、数値の変化を追っていきながら、読みを深めていきたいと思います。
この心情メーターを活用した授業は、子どもと一緒に授業するときも活用できると思います。
ぜひ、AIのチャッくんとの授業をご覧になり、興味もった方はぜひお試しください。
次回から、数回にわたって授業の様子を紹介していきたいと思います。
お楽しみに!
それではまた!
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