Kindle Unlimited 2023.01 番外編3 ~ 音楽関連書(和書)
また番外編です。音楽関連書(和書)です。
Amazonのカタログ分類の関係で、洋書に較べると和書の検索は困難でした。なんというか、散らばっているのですよ。
音楽分類のところは楽譜と学期練習本、DTMなどが主です。音楽史や音楽エッセイやアーティストバイオグラフィーなどは別分類なのでしょう。
ならばと、全体カタログに「音楽」で検索を掛けると・・・。
これはもちろん小説やマンガも大量にヒットしてしまいます。
ところが、ここで「読み放題」フィルタをオンにすると、急激に対象が少なくなり、結果的にブラウズしながら探すのに適度な量になります。
しかしこの場合、アーティストの自伝とか特定バンドのガイドなどはおそらく抜けています。
しばらくは検索方法の模索になりそうです。そのため今回は、紹介した書籍の関連おすすめリンクも眺めながら、寄り道していくことにします。
今回も値段の高い順です。
早い内にこれが出てきたので、そのままブラウズしてみることにしました。
あちこちで叩きまくっていたドラムの名手、村上秀一の本。
実はこのガイドで紹介されている音源が、どのくらいYouTUbe Musicで聴けるかざっと調べてみたら、なんと!、おおよそ2/3くらいはネットで音源が聴けました。恐ろしいことです・・・。よね?
こんな本あったんですね。関連オススメに出てきました。
う~ん、これは今回みたいな検索方法を試さなかったら一生出会わなかった本でしょうね。
ポピュラー音楽の進化は、レコーディング技術やPAシステム、そして放送や再生装置の進歩と不可分な関係にあります。レコードに閉じ込められた音は一種の非現実なんです。それはあたかも、グラビアやファッションモデルの写真が非現実である如く。
私は、ビートルズを入り口にロック探索を始めましたから、最初はとにかく熱中しました。ただいろいろ知るにつれ、ビートルズの扱いには結構なバックアップがあったんだろうなあ、とは思うようになりました。そもそも、同時代のバンドに較べて、不自然なほど音がいいのは何故?、とかの素朴な疑問もありますし。
まあ80年代ももう40年前になりましたから(笑)。
80年代に1940年代の話をしている感じですよね。
当時を知る人には懐かしく、若い人には遠い昔の話。
洋書編で英語版を紹介しましたが、こちらが原書でありましょう。
例え知ってるタンゴのアーティストがピアソラだけだったとしても、タンゴの歴史を知る機会があるなら知りたい、とは思うのであります。
80年代半ばに、学陽書房から出版された「東京レコードマップ」。その後全国版になり、2010年まで発刊が続いていた。どうやらその後を引き継いでいる方がいたようだ。
しかし電子書籍でもあと2冊しかない。
足で探さず、ネットで入手出来る音源にシフトしている自分としてはちょっと申し訳なさも感じるのだが。
お、こんなのもあるんですね。
これは内容をチェックしようっと。
うわ~~~~、労作ですね。
2000曲を紹介。
それでもセレクト。
・・・出来がいいのはどれでしょうね?
1991年刊行。ラテン歌手の八木さんが、政治的理由で殺された歌手の事件を告発する。
ポール死亡説というものがあった、という程度は知っているのですが、誰が言い出したのかなどの詳しいことは知りません。有名なデマなので、きっちり事実をまとめた資料だと嬉しいのですが。
ファンベースの企画でしょうか?
こういうのは見ていると楽しいですよね。
入れ込みすぎないのが人生を幸せに過ごすコツです(笑)。
多分・・・。
フランス語~フランス文化~お洒落~素敵、という連想が成り立っていたのが恐らく戦後の日本。さすがに今はそこまで無邪気になれないと思いますが・・・。ただフランスならではの雰囲気や味わいのある音楽が存在するのは確かなので、シャンソンってどういうものかを知っておくのはいいことだと思います。
西洋音楽を追究していくと、どこかで古楽にぶつかります。それは近現代へのアンチテーゼにもなったので、ロックなどのカウンターカルチャーの人々にとって古楽は意外に人気がありそうです。
楽譜って読めないよりは読めた方がいいのでしょうか・・・。
絶対音感は痛し痒し。
ピアノの平均律に慣れてしまうと、インド音楽や邦楽の、平均律では割り切れない、半音以下の微妙な音階が聴き取れなくなってしまうのでは?
琴、三味線は五線譜では記載できませんしね・・・。
これは!
こんな本が存在したとは・・・。
谷山浩子さんの楽曲は、配信ではほんのごく一部しか提供されていないので、オンラインで紹介するには制限がきついのです。
日本語の発音が素晴らしく美しい。声も美しい。
そして独自の世界観。
「入門書」が存在するシンガーソングライターはあまり居ないはず(笑)。
現代の作曲家近藤譲が青少年向けに書いた西洋音楽史。
ひょろっと混ざって来ましたね。この手の本はもっとありそうなのですが、どう検索したら出てくるものやら・・・。
五線譜に書けてピアノで演奏できるということは、西洋音楽の枠組みなんですよね。じゃあ本来の日本の音楽とは?、という話が書いてあるといいなあ・・・(笑)。
60年代に少年期~青年期を過ごした2人が、60年代の音楽の思い出を語るらしい。
あ。やっぱり音楽じゃないのが検索に引っかかって出てきました。
しかし戦後まもなくの1946年頃の作品が、ハヤカワJA文庫を経て、今はいきなりこんなポップな表紙で出ていて、ついでに読み放題(笑)。
今日の締めにはふさわしい感じがします。