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『褒める』『聞く』ためのセルフコンパッション

(お恥ずかしながら)他人を褒めたり、人の話を聞いて相槌を打つのが苦手な限界アラサーOLです。

何か言いたいのに言葉が出なかったり、思っていてもタイミングを逃してしまったりして、うまく「褒める」が出来ないでいる…。人を褒めたり、人の話をうまく聞いたりするスキルがあれば、仕事でもプライベートでも活かすことができます。

『褒める』『聞く』のハードルを下げ、一方で他者とのコミュニケーション力を上げるために最適だと思ったのがセルフコンパッションというスキル。今回は『褒める』『聞く』のためのセルフコンパッションについてアウトプットしました。


褒めるために「自分がかけられたい言葉」を探す

「髪切ったんですね?似合ってます!」「ネイル変えたんですね!かわいいです」など、会ったときに気づいたことを褒めるのって、結構難しいですよね。

相手が喜びそうな言葉って、ぱっと思い浮かばないもの…。そこで、シンプルに自分がかけられたい言葉を相手に向けるということを考えました。

  • 今日の服おしゃれですね
    →具体的に言えなくても「どこが」「どうなのか」だけでも伝える

  • 〇〇さんのおかげでいつも助かってます
    日頃の感謝も相手を「褒める」に繋がる

自分がかけられたい言葉は、思いついたときに日記やメモに残してストックしていくのも良いかもしれません。それでも、思いつかない場合は、後述する「セルフコンパッション」が有効です。


セルフコンパッションを活用する

セルフコンパッションとは、失敗したときや辛いときに自分を責めるのではなく、親友に語りかけるように自分に接することです。

やり方は簡単。思考をこのように変換させていきます。

  • 自分はこんなこともできないんだ
    「誰にでも失敗はある」

  • 今日は何もできなかった
    「リフレッシュできた」

  • 今日はメイクがイマイチだ
    →(でも)「ベースメイクはいいかんじ」

セルフコンパッションは「どう感じたか」「客観的にみるとどうか」「自分に共感する」を整理することができ、自分との対話に繋がります。

相手との会話やコミュニケーションに慣れるために、まずは自分と会話するのもひとつです。


『聞く』ための5つのルール

人の話を聞くのは意外と難しいものです。何か答えないといけない気がして、自分が話しすぎてしまったり、うまく相槌を打てず相手に気を使わせてしまったりすることもあります。

なので、『聞く』ための5つのルールを決めました。

1.話を遮らずに聞く

相手が言いたいことを全部話せるように、相手が話し終わるまで途中で口を挟まずに「うんうん」と相槌を打ちながら聞きましょう。

  • 「うんうん」

  • 「わかる」

  • 「ほんとに〜」

  • 「なるほど〜」


2.共感を示す

セルフコンパッションに置き換え、自分がかけられたい言葉で共感を示す。思いつかないときは無理に返さず、相槌を打ったり、相手の感情(大変だった、モヤモヤしたなど)をそのまま返すのもアリです。

  • 「いいね〜」

  • 「嬉しいじゃん」

  • 「それはしんどいね」

  • 「そっか〜」


3.余計なアドバイスはしない

「どうしたらいい?」と聞かれない限りは、たいてい聞いて欲しいだけの話なのでアドバイスは必要ありません。むしろ、求められていないアドバイスは余計なお世話になってしまうこともあるので、無理に解決策を考えずにただ話を聞きましょう。


4.話を広げすぎない

話題が散ってしまうと、相手が話したいことが話せなくなってしまうので、話を広げすぎないのも大切です。特に、「そういえば私も…」と自分の話にすり替えるのはNG。相手が主役なので、話をしっかり聞くことに集中しましょう。

  • 「え〜 それでそれで?」

  • 「それってどうなったの〜?」


5.『自分』とは切り分けて話を聞く

相手の話を聞くことは多くのエネルギーを消費します。自分ゴトとして聞きすぎてしまうと、聞いているだけでしんどくなってしまうので、「これは自分の話ではない」と意識して切り分けることも大切です。

『苦手』を自覚して『力を抜く』

誰にだって苦手なものはありますし、苦手なことをするには普段以上にエネルギーが必要だったり、力が入ってしまうものです。

でも力んでしまうと空回りしてしまうので、苦手だと割り切ってしまう方がいいのかもしれません。


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