FF8を20年ぶりにプレイしてみた⑫「ラグナ編:ウィンヒルでほのぼのする。」
【 前回までのあらすじ 】
失敗の終わった魔女暗殺計画。イデアの攻撃によって胸を貫かれ転落したスコール。
場面は変わり、ラグナ編へ…
プレイルール
・攻略本、攻略サイトは使わない
・縛りプレイ、やり込みプレイは次の周回以降にやる
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FF8を20年ぶりにプレイしてみた⑪「魔女暗殺計画:スコールとアーヴァインの対比」
前回のラグナ編でエスタ兵に追われ、崖から命がけで飛び降りた続きですここからラグナのコスチュームがガルバディア軍服から私服に。
事前知識ゼロの初回プレイだと、この幼女エルオーネがまさかそう繋がるとは想像できなかった。でも今になって見ると、服の色やなんとなく雰囲気がかなりあの人と酷似してますね。
ラグナの新しい恋人であり、スコールの母となる人物。この親子とラグナ3人のやりとりが好きです。ほっこりするんですよ。
ラグナの良いところ、魅力の一つ、「子どもと同じ目線で接することができる。」これ、誰でもできる事じゃないんですよね。
意識、無意識は分かりませんが、殆どの大人が子どもを下に見ます。子ども=守ってあげる存在、非力で無知な存在など心理的理由は色々ありそうですが。
でも子どももも1人の人間であることは変わりなく、そういう点では大人も子どもも対等な存在。ラグナはそれを素でやっている感じが素敵。
エルオーネが懐く理由もわかります。
表にいたガルバディア兵の会話では2年かと思いましたが、どうやら1年らしい。という事は、2年とはエスタとの戦争の年月でしょうか。
半年近くも看病をしていたら、お互いに関係が縮まるよね。レインは素朴な美しさを持っていそうだし、ラグナは間違いなくイケメン。
ただ、レインがラグナに惹かれた理由は容姿だけでなさそう。ジャーナリストになりたいというラグナの夢や、エルオーネと対等に接する人柄。理由は色々ありそう。
崖から落ちて1カ月で治るキロスのタフさもヤバい。
ラグナが大好きすぎて探し求めたキロス。ちょっと遠回しな表現で言っていますが、大好きなのがよくわかる。
スコールは独りで生きようとしているけど何だかんだ多くの人望があります。それはラグナ譲りの天性かもしれない。
メタ的に見れば、(…ここはどこだ?)はラグナにスコールがジャンクションしているという証拠なので、魔女暗殺ラストのイデアの攻撃で死んでいないことは確か。
ウォードはガルバディア収容所で生きているそうだが、声が戻らなかった…ちょっとショックだよなぁ~。ウォードも良い味出してるから。
ジュリアについて聴くと、レインはジュリアを知っている。どうやら、ラグナがデリングシティから戦地へ飛ばされた後、『アイズ・オン・ミー』でデビュー(?)した様子。
ラグナとジュリアが初めて2人きりで話をしたあの時、ジュリアが掴んだインスピレーションで生まれた名曲。エンディングであれが流れるの最高に感動するんですよね~!
ラグナ、言葉には出さないけど、少なからずショックだったろうなぁ~。この時、既にレインと良い感じの関係であるものの、一般的に男はフォルダ保存型と言われていて、「レインはレイン」「ジュリアはジュリア」として心に残っていると考えられる。
そしてここで、リノアの母親がジュリアであることが判明。
この辺り、結構リアルだなと思いますね。女性は結構、切り替えが早いというか。まぁ1年でレインと良い感じになったラグナも切り替え早いですけどね。
画面に見えないところで大人の会話を聞いていたエルオーネ。笑
レインとの関係をキロスにばらそうとするエルオーネ。セリフウィンドウを被せるアイディアが良いですよね。ラグナの焦りや声でかき消そうとしてるのが伝わる。笑
妖精さん=スコール。どうやらラグナも自分の中にあるスコールの意識に気づいている。
ウィンヒル周辺のモンスター退治が今のラグナの仕事。そのことに突っ込むキロスに対して。
キロスはラグナ程の男がウィンヒルという小さな村に留まっている事に疑問を抱いている。
ラグナはガルバディア兵時代、キロス、ウォードと3人で夢を語っていたんでしょうね。ラグナの性格からして、目を輝かせて、楽しそうに、熱く語っていたに違いない。
そんなラグナの事がキロスは好きだったんだと思う。ラグナの夢に一緒にワクワクして、それを傍で見ているのが好きだった。だから、ラグナを探してここまできたんでしょう。
だからこそ、今のラグナを見ている事に耐えられないんです、きっと。
「うっせーな!オレの勝手だろ!」というようなセリフも吐かず、キロスの言葉を受け止めつつ、こうやって言えるラグナってすごく優しいよね。根が優しうえに、ラグナもキロスのことが好きだから強く言い返しにくいんだよ。
1人の女性に留まって、自分の本来の夢や生き方を見失っているという意味。それが良いとか悪いって話じゃなくて、キロスは「あの頃のラグナ」を追ってここに来た。だからショックだったんだろう。
レインも夢を語っているラグナを好きになったんでしょうね。看病している時、ベッドで身動きできないながらも、夢を熱く語っていたに違いない。そういうポジティブでエネルギーあるラグナに惚れたのかな。
ガールズトークは良いところではあったけど、パトロール報告となりこのシーンは終了。レインがご飯を作るからできるまで部屋で待っていてと。
キロスも一緒に食べようとエルオーネに言われて嬉しそう。笑
しかし、この時のレインとラグナ、どんな心境だったんだろう。
ラグナはラグナで自分の気持ちにまだ戸惑っている様子なのがなんともリアルな気がする。年齢的にまだ28歳くらい。自分の夢を忘れたわけでもないだろうし、でもレインやエルオーネのことも大切だから失うことが恐い。
夢に生きる=ウィンヒルを出るということ。世界を旅するジャーナリストでは2人を連れてはいけない。だから、2人を残すことにも色々な心配や不安もある。レインが受け入れてくれるかも、おそらくこの頃はまだ話し合っていない。
一方で、ウィンヒルの生活に馴染んでしまっている自分も感じている。だから、葛藤しているんだろうな。ラグナは。
そんなモヤモヤを抱きながらラグナは眠りにつき、スコール編へバトンタッチ…
次回、ガルバディア収容所、脱獄計画!
ここからまた物語が面白くなっていく~!
読んで頂き、ありがとうございました!
かずと
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