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終わらない食べ吐き生活【摂食障害のお話】#11


14歳で拒食症になりました。

この先20年も苦しむことになるなんて
思いもしませんでした。

※あくまで私の経験に基づいたエッセイです。
なるべく多くの人に読んでもらえるような文章を心がけていますが、もし読んでいて辛くなったりするようでしたらその時は無理なさらずにお願いします。



なかなか更新できずにいたので
少しお久しぶりになります。


食べ吐きをしながら、なんとか高校を卒業し
進学、就職もしましたが、食生活は変わらずでした。


3度の食事は極端な食事制限をしてしまいます。
食べなかったり食べ過ぎたり
吐いたりしてるので体型は標準。

体は正直。
極端に量を減らせば体は飢餓状態にあるので、抑えきれない食欲がやってきます。
夕食後の寝静まった頃とか、朝、家族が出かけた後に、おぞましい過食の時間が始まります。

目はむくみ
食べすぎて胃が痛い‥。

背中まで痛くなるなんて驚きでした。


食欲は異常。

夕食の後、過食をしたくてコンビニに行くことも度々ありました。

普段ならカロリーを気にして食べられない菓子パンやお菓子などをカゴに入れてレジへ。

衝動的な食欲のため、家に帰るまで待てません。
車に乗り込んだら、すぐさま菓子パンの袋を開けて頬張ってしまうのです。
次から次へと、取り憑かれたように食べてしまいます。

無我夢中で食べ物をあさる姿は
なんともみっともないと思うのですが
やめられない、止まらないのです。


満たされない心の隙間を埋めるごとく
食べ物を詰め込みます。

味わってないくせに
少しだけ幸せな時間。

それからは悲しいリセットの儀式。
これは辛い時間。

でも、吸収される前になるべく早く。

家族がいる時はトイレに長くいられないので
ばれないように自室で。


苦しくて情けなくて
申し訳ない気持ちやら‥

体もきついし辛いし
でも抜け出せなくて泣けてきます。

こんな病気にならなかったら
毎日毎日、苦しい時間を過ごさなくて済んだのに。

なぜ自分だけが‥
大切な時間を膨大に無駄にしたし
お金も使いました。

アルコールを飲むようになってからはもっと酷かったです。

このお話は長くなりそうなので、また次回にしますね。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。



飢餓の実態についてはこちら。



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