お正月休みなど少し長めのお休みがあったら一気読みしたいおすすめの小説をご紹介します。爽やかな気分になりたい時、泣きたい時、笑いたい時など気分に合わせて読める小説を厳選してピックアップ!ぜひ、参考にしてくださいね。
🟥爽やかな気分になりたい時におすすめのミステリー小説
ラストのトリックに驚かされ、二度読みしたくなるということでも有名な本作。
第57回日本推理作家協会賞受賞、第4回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」 2004年版第1位、「本格ミステリベスト10」2004年版第1位、週刊文春「推理小説ベスト10」2003年度第2位とさまざまなミステリー賞を総なめにした作品。恋愛活劇ミステリーです。
第129回直木賞候補作品、第57回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作品、第1回本屋大賞ノミネート作品、2004年版このミステリーがすごい!第3位を受賞している本作。2009年、加瀬亮さん主演で映画化されています。
本作は、吹雪の山荘と仮定した空間で起こるユニークなサスペンスミステリーです。映像化が困難といわれながら2024年に重岡大毅さん主演で映画化され、話題となりました。
第46回日本推理作家協会賞(長編部門)候補作になっています。
🟥思い切り泣きたい気分の時におすすめのミステリー小説
第134回直木賞受賞作品、第6回本格ミステリ大賞受賞作品。累計発行部数が約300万部という驚きのベストセラー作品です。『本格ミステリ・ベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』で、それぞれ1位を取っています。
2008年には福山雅治さん主演のテレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として映画化されています。
本作は、大学病院を舞台にした医療ミステリー。全5話からなる連作短編集です。続編は『祈りのカルテ 再会のセラピー』。2022年、玉森裕太さん主演でテレビドラマ化されました。
『連続殺人鬼カエル男』の著者としても有名な中山七理さんの社会派ミステリー小説。2015年には沢村一樹さん主演でテレビドラマ化されています。
🟥ほっこりしたい気分の時におすすめのミステリー小説
本作は第18回鮎川哲也賞を受賞作品で、七河迦南さんのデビュー作。児童養護施設でおこる日常の謎の事件を解決する短編集です。
創業50年の純喫茶パオーンでは、おじいちゃんの特製ミルクセーキやおばあちゃんのナポリタンが大人気。ゆるい雰囲気の純喫茶が舞台のほのぼの系ミステリーが魅力の作品です。
『かがみの孤城』や『傲慢と善良』などが人気の辻村深月の青春ミステリー。第29回吉川英治文学新人賞候補作になっています。上下巻でそれぞれ400ページを超えるボリュームがありますが、スピード感を持って読めますよ。
🟥ぞくりと怖さを感じたい時におすすめのミステリー小説
第4回日本ホラー小説大賞受賞作。1999年、内野聖陽さん、大竹しのぶさん主演で映画化、さらに同年漫画化もされています。ハラハラドキドキを一緒に味わえるホラーミステリーです。
『硝子の塔の殺人』などの医療ミステリーを得意とする知念実希人さんのバイオホラーミステリー。伝承×ミステリーが好きな人にもおすすめの1冊です。
『ぼぎわんが、来る』などホラー作品での評価が高い澤村伊智さんのホラーミステリーです。2020年「本格ミステリ・ベスト10」で国内第8位になっています。
🟥くすっと笑いたい時におすすめのミステリー小説
『容疑者Xの献身』などの著者としても有名な東野圭吾さんの短編小説。『このミステリーがすごい! 1997』第3位。第18回吉川英治文学新人賞の候補にもなっています。2009年、松田翔太さん主演でテレビドラマ化されています。
『時をかける少女』などの著者としても筒井康隆さんのミステリー小説です。ラジオドラマ化、漫画化、アニメ化のほか、2005年には深田恭子さん主演でテレビドラマ化されています。
本作で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞。藤崎翔さんのデビュー作です。もともとお笑い芸人だったという藤崎さんらしい笑いが散りばめられた作品です。
まとめ|休日に一気読みしたい!気分別おすすめミステリー小説15選
せっかくのお休みにSNSだけで時間をつぶしてしまうのはもったいない!休日に読書するのはとても贅沢な時間です。気分に合わせて、読みたい本を読むことができたら充実感をしっかり味わえそう。ぜひ、あなたの気分にぴったりの1冊をみつけてくださいね。