
生産者さんから大根の種を蒔いた日の連絡が来ました。
生産者さんから届いたのがこちら。

契約生産者さんには毎年、播種した日とその面積を
報告してもらっています。
この播種日は今後の作業や準備をする上で
とても参考にしています。
こちらの生産者さんは、9月21日に蒔きはじめています。
天候次第ですが、順調にいけば11月下旬以降に
畑からぬいて水洗いしたのちに
大根やぐらにかけられます。

その後、約2週間ほど天日干しをされ、
12月中旬以降から干し大根の入荷が本格化してきます。
年末には大根櫓にびっしりと大根が並び、
年明けからはその収穫作業となります。
大根櫓が空っぽになるとまた大根干し作業が始まり、
2月上旬から中旬頃まで収穫が続きます。
全てが終わるまでは、大根が雨で濡れたり、
寒波で凍ってしまわないように
シートで覆ったり、ストーブを炊くという作業が
四六時中続き、この作業は子供を育てることに例えられ、
「大根の子守り」
とも呼ばれています。

このような伝統的な天日干し大根の製法が
今もなお、この宮崎県では受け継がれています。
私たちは、生産者さんが大切に育てたこの大根を
引き継ぎ、大切に漬け込み、消費者の方々のもとへ
お届けしています。
昨年は台風や天候不良に悩まされた年でした。
今年は天候に恵まれ、良質な天日干し大根が
たくさん入荷することを祈っています。
みなさんの応援をよろしくお願いいたします。