宮崎県ならではの天日干し大根の食文化を後世に伝えるために。
今日は30年以上もお付き合いのある得意先さんの社長さんから
電話がありました。
会社は法人として残すものの、
実質的には漬物製造販売をやめるという内容でした。
理由は、設備の老朽化と後継者がいないということだそうです。
家族経営で堅実な運営をされてて、
地元の銀行からも設備投資の融資の申し出もあったそうですが、
今後の返済などのことを考えると、ということで決断されたようです。
お話し好きで、スポーツが大好きな社長さんで
時には仕事以外の話で盛り上がり、
長時間滞在させてもらって、
お昼にはお弁当をご馳走になったこともありました。
そんな思い出と共に長いお付き合いをさせていただいていましたので、
とても残念です。
しかしながら、このことは他人事ではありません。
私のところでも昨年から設備の補修を行なっていて、
来週からは工場内の床全面の補修を予定しています。
宮崎県の天日干し大根の食文化を
後世に伝えていくためには必要だと考えた上です。
今度の原料の安定的な確保などの課題も
多いですが、
一つずつ解決できるように引き続き、
努力して参ります。
応援をよろしくお願いいたします。