「減塩」ではなく「適塩」という表記のすすめ。
どちらも塩のとりすぎをしないように、
という意味で使われることが多いと思います。
しかしながら一般的には「減塩」と
表記されることが多いのではないでしょうか。
1日の食塩摂取量の目標は、厚生労働省より
男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満と指針が
出されています。
では、減塩が良いとするならば、どんどん減らして、
塩を摂取しないほうが良いと勘違いしてしまいます。
ご存知の通り、人間を含めた生物にとって、
塩がないと生きていられません。
死んでしまいます。
また、塩分が一定以上少ない食品は雑菌が
増殖しやすい環境となり、場合によっては、
滅菌剤や殺菌剤、保存料などを使用する必要が出てきます。
ですが、一日に最低何グラムの塩が必要なのでしょうか。
よく見ると、厚生労働省より
「1日の摂取量の目標」
と書かれています。
ということは、男性7.5g未満、女性6.5g未満に近い数字は
必要量と理解しても良いのではないでしょうか?
そう考えると、適切な量の塩の摂取が必要という意味で
「減塩」ではなく「適塩」という言葉のほうが
適切な言葉だと思います。
こちらのページを参考に上手に「適塩」生活を
送ってみてはいかがでしょうか?
こちらでも「減塩」という表記が気になりますが。(涙)
ここの記載されている通り、
栄養成分表示は現在すべての食品に義務付けられているので
ぜひ参考にしてほしいと思います。
※ただし、栄養成分表示は
「100gあたり」
「一食あたり」
など単位が異なる場合があるので確認をお願いします。
では、また明日。