天体の象徴・第四回

画像1 今回はちょっと分かりづらいかもです。海水を煮詰めてつくるものと言えば、そう塩です。土星の象徴。日本で岩塩は採れないらしく古くは海藻に海水をかけ、干してから焼く「藻塩」を利用していたとの事。海水の塩分濃度は3%、なかなか煮詰めて作り出すのは大変。写真では、七輪で火を起こし、海水を煮詰めて作りました。
画像2 煮詰める作業はとても暑かったです笑 完成した塩。食卓塩と違って、マイルドな味になりました。藻塩ではありませんが、百人一首のを思い出します。 来ぬ人を まつほの浦の 夕凪に 焼くや藻塩の 身も焦がれつつ 現代語訳にすると、あなたが来ないので私は藻塩作りの塩の様に身を焦し、恋焦がれ、あなたを待っています。

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