ところ変われば食も変わる。
ふと目についた記事。
まさしく今日のお昼は味噌汁そうめんでした。
日本は面積は狭いですが、北から南まで長く四季があるので食文化は様々ですね。
私の生まれ育った愛知県では関東と関西のちょうど真ん中だったため、うどんの汁が濃いのも薄いのもありでした。
某大手即席麺のうどんで、関西味と関東味の2種類あるのは有名ですよね。
私個人的には関東味のほうが以前は好みでしたが、今食べたらどう感じるのでしょうか?
漬物はその地でとれた野菜が原料となりますので、その土地々々の名物漬物があります。
飛騨高山の赤かぶら漬け、東京べったら、長野の野沢菜漬け、静岡のわさび漬け、京都のしば漬け、広島の広島菜漬、九州の高菜漬けなど。
同じ高菜でも熊本県の阿蘇たかな漬はまたちょっと違ったものもあります。
日本海側で取れる小粒らっきょう漬け、関西の奈良漬け、愛知県の守口漬などなど様々な漬物があります。
また、その土地の気候で作られる漬物もあります。
以前紹介したいぶりがっこは秋田県は冬に天日で水分を抜くことが寒すぎて出来ないため、家の中の囲炉裏の上で乾燥させたところ、いぶした香りがついて、その後、ぬか漬けにしたたくあん漬けです。
宮崎では天日で干すことが気候的に可能なので天日干し沢庵となっています。
なかなか旅行に行くことが出来ないこの時期、漬物メーカーさんも直販をされているところも多くなっていますので、ぜひお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?
もし、お取り寄せを考えられているなら、使われている原材料も確認は必須ですね。
漬物となる素材は野菜ですから、野菜の旬も大事です。例えば、信州の野沢菜なら秋から冬にかけてが最盛期となります。
千枚漬けの原料となるカブも秋から冬です。
今なら泉州水なす漬けが夏の風物詩として有名ですね。
では、また明日。