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「若者の読書離れ」はウソらしい
少し前に『「若者の読書離れ」というウソ』という本を読みました。
内容はこんな感じです。(今、手元に本がなくて、うろ覚えのところあり。)
世の中には「インターネットとスマホが普及して、若者は本を読まなくなった」という言い方をする人がいるけれど、本当でしょうか?
調べてみると、小中学生の読書量(本の冊数)は過去最高というくらいに増え、不読率(読まない人)はとくに変わりません。高校生はインターネット以前の1990年代くらいから、読書量・不読率ともにほとんど変わりません。高校生や大人は平均をとると、もともと月1,2冊くらいしか本を読まないのです。
と、たしかそんな内容でした。
「若者は「読書離れ」をしたわけではなく、横ばいか、むしろ小中学生は読むようになってきた」ということなんですね。
ちなみに小中学生が本を読むようになったのは、1990年代以降、「朝の5分読書タイム」を学校でもうけるなど、公教育で「読書運動」を進めたためだそう。
「おもしろいな〜」と思いました。小中学生の読書量が増えているなんて、うれしい驚きです。