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【基礎英文法】(25)接続詞-等位接続詞⑥|接続詞 for

きむっちです。

英文法について解説しています。

今回は
等位接続詞”for”の
特徴・使い方について
解説していきます。

等位接続詞について振り返りたい方は
こちらの記事をご覧くださいね。

接続詞forの使い方

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接続詞forでは
次の意味で使います。

【理由・原因】
~、というのも・・・(理由・原因)

つまり、
最初に話したことにたいして
理由・原因を伝えるような使い方になります。

英文では
次のように使います。

I was late, for I missed the train.
「今日は遅れた、というのも私は電車に乗り遅れたからです」

なお、
前回解説した接続詞”so”を使った場合には
次のように【理由・原因, so 結果】の語順に
なりますよ。

I missed the train, so I was late.
「電車に乗り遅れました、それで遅刻しました」

接続詞forは
接続詞soと因果関係が逆になって
使われることになります。

【接続詞forの注意点】

ここで、
接続詞forを使うときの注意点です。

● 接続詞forを使うときには、
 ”S V, for S V”の語順になります。

● このときに
  カンマを抜くこともできません。

【接続詞forはあまり使わない】

この接続詞forは
実はあまり使われません。

接続詞”because”の方が
よく使われるんですよ。

”because"の方が
原因の意味合いが強いんですね。

forは
接続詞よりも前置詞で
使うことが多い英単語なんです。

前置詞forの意味

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ここからは
前置詞forの使い方について
一部紹介していきますね。

① 前置詞forのイメージ

前置詞のforは
何かに向かっていくイメージ があります。

この場合、
必ずまっすぐ進まないといけないって
ことではありません。

目的地以外にも
時間の流れなども含まれます。

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何かに向かうイメージだから、
接続詞forの「原因・根拠」という意味合いが
少し弱いんですね。

② 前置詞forの意味

前置詞forは次のような
意味で使います。

● 目的地を目指す

This train is bound for Tokyo.
「この電車は東京行きです」

*東京駅を目指して向かうイメージ

次の英文だと
”your help"に向けて指していることになります。

Thank you for your help.
「助けてくれてありがとう」

● 理由・原因

forを使うことで
理由・原因を表すこともできます。

Shizuoka prefecture is famous for green tea.
「静岡県はお茶で有名です」

prefecture:県

● 期間

ちょっとforのイメージと違うように
感じるかもしれませんね。

期間を表す場合でも
何かを得るためにある期間を使って目指すってことで
方向性を指すことになるんですね。

英文だと次のような使い方になります。

このニュアンスでは
1年間頑張るで英語上達を目指すことを
表すことになるわけですね。

I'll study English for one year.
「これから一年間英語を勉強します」

まとめ

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接続詞forは
前置詞の意味合いの方が強いってことが
わかりましたね。

前置詞forは
他にもいろいろな意味で使うんですが、
前置詞の項目を記事にしていくときに
改めて説明していきますね。

次回のお知らせ

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次回は
接続詞”yet”について
解説していきます。

”yet”は
副詞として習うことが多いですが、
接続詞としても使われるんですよ。

できる限り丁寧に解説していきますので、
次回まで楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

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きむっち|継続で電子書籍3冊を出版した人
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