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新卒の方々に告ぐ、自分を責めるな「100人の同期の中で一人だけ試験に落ちた落ちこぼれポンコツが、今社長をやれてます」
こんばんは、株式会社WEBLOOMIE代表取締役の木本あきほです。
4月に入り、新社会人になられた方々もいらっしゃるのではないでしょうか。新社会人の皆様、おめでとうございます🌸
おめでたい話題から一転、なにやら不穏なタイトルで申し訳ございません…でもね、新卒の方々にぜひ読んでもらいたいんです。
なぜかというと、新卒で入った会社で、死っっっぬほど
「自分って仕事できないな…本当に使えない人間だ…」
と自分を責めてきた2年間を味わったからなんです。
そんな私が経営者として現状生きているというのは当時の私にとってはありえなくて想像もしていなかったことで…
結論から言ってしまうと、私がこの数年で何か劇的な変化を遂げたとか、めちゃくちゃ仕事ができるようになったとか、別にそういうことじゃないんです。
ですが、30歳になって自分の歩いてきた道を振り返ったときに、一番つらかったのは新卒の2年間でした。
だからこそ、もし新卒の方や、悩んでいる10~20代の子たちの一人でもこの記事が届いてくれたら良いなと思って、思い切ってこの記事を書きます。
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🌸就職一社目の会社はどういう会社?
未承認開発薬を人に試す『治験』の全般を担う、「治験コーディネーター」「開発モニター」という職種でした。
まるっきり広告とか関係ない、薬機法(昔の薬事法)を覚えてそれに従って、国に薬を承認してもらえるように、人に薬を飲んでいただき安全性や効果のデータを集める仕事でした。
私は糖尿病薬担当だったので人が亡くなることはあまり無かったですが、がんや先天性の病気の治療薬などは人が亡くなることもたくさんあって、鬱になっちゃう方もいたみたいです…
私の実家は元々医療職の地位がなんとなく高いというイメージがあったようで、私としても医療職に就きたいという想いは、高校受験の当日に祖父ががんで亡くなったあの時からあった気がします。
「薬の開発って、人の病気を治せる最前線のお仕事…きっとやりがいがある」
そう思いながら不安と期待の中就職してみたら…
同期はほぼ『薬剤師』の免許を持ち、他には医者、看護師などの免許を持っている人たちに囲まれ、まったく薬の勉強なんてしたことの無い私のような人間なんて一人だけ。
めっちゃつらかった…😭
どうしても落ちてはいけない試験に実は同期100人くらいいた中で1人だけ落ちまして、めちゃくちゃ当時は詰められました。
あと、敬語が使えないってまーーじで30回くらいは怒られました。。(みんなどこで敬語身に付けてるの…?)
めちゃつらかった…😭
それに加え、冗談など言ってはいけない雰囲気の社内、
尊敬できない頭が固すぎる先輩(まじでごめんなさい)、
飲み会(強制)に行けばビールのラベルを上にしろという指導(キリンって自分で頼んでたよね??)
挙句の果てには、新卒が100人規模の忘年会の幹事をやる伝統があって?そして出し物も用意しなくちゃいけなくて?(今となったらふざけんなですよ)
めちゃつらかった…😭
(何度でも言う。笑)
でもさでもさ、初めて入った会社で他の会社も知らないから、「社会人ってこんな感じか…」と思うじゃないですか。
仕事も、はたまた飲み会でも足を引っ張っていた私からすると、こう思ってました。
「完全に社会のお荷物なんだ、私って…」
こてんぱんに、自分の存在意義を見失っていたんですね。
会社はたくさんあるのに、それを理解できずに、その会社でちょっとつまづいて、社会不適合者なんだ…と自分を責めまくってました。
それでも2年ほど勤めていたのですが、そんなある日、みなさま、事件です。(笑)
🌸遅刻
ある日突然、朝目が覚めて時計を見たら、時計が昼の12時だったのです。
仕事に遅刻したのは、後にも先にもこの一度だけです。
時計を見た一瞬は焦りましたが、次の瞬間思ったのです。
「ま、いっか…私なんて、別に大した仕事も任されてないし、私がいなくたって…生きてなんていなくたって…😭」
お給料をいただいている身で申し訳なかったのですが、そう思ったらもうこの会社にいてはいけない気がしました。
そのまま会社へ行き、辞めることを会社に伝えました。辞めると決めた瞬間、とても気持ちが軽くなったことを今でも覚えています。
会社を辞めるときにいろんな方に挨拶に伺ったのですが、ほとんどの方に「木本さん、仕事向いてなかったもんね」と言われました。
え、向いてないって思ってたんだったら先に言ってくれよ!?
と当時の私は思いましたが、そりゃそんなこと言ったらセクハラ?パワハラ?になりますよね…笑
🌸そこから何も準備もせずに始まった転職活動…
いきなり辞めたので、なんの準備も無く、新卒2年目だからお金も貯金もまるでなかったので背水の陣、不安な気持ちはあったけど、憧れだった広告業界に足を踏み入れることになるわけです。
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🌸転職二社目から、自分の価値を見つけ出す
広告業界に入り、驚いたことが多々ありました。
まず、服装・髪型、みんなスーツなんて着てなかったわけですよ。
次に、上司や先輩たちが結構対等に話をしてくれて、意見も聞いてくれました。「敬語がなってない」だなんて、言われた試しはありませんでした。新卒の会社ではあんなに注意されてめちゃくちゃつらかったのに…
あとは会社の雰囲気、良い意味で結構みんなフラット。
仕事のやり方とかは聞けば教えてくれるけど、スケジュールさえ守っていれば結構放置。笑
これが私にとってはめちゃくちゃありがたかったです。
なにが私にとって衝撃的だったか、それは新卒の会社とはまるで世界が180度違ったということなんです。
あとは、自分で言うのもなんなんだけど、自分がまぁまぁ仕事ができるんだと思い始めました。先輩たちも褒めてくれるし、一言で表すと、めちゃくちゃ性に合ってた✨
そこで、初めて私は、
私自身のことを、社会にとって、存在しても良い人間だと思えるようになった
ということなんです。
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総括すると、私自身思うのは、新卒で入った会社は
業界や会社の雰囲気、仕事内容が合ってないだけだった!
会社はたくさんあるのに、業界はたくさんあるのに、
目の前のことにやられてしまっていたわけなんですね…😭
でもこれ結構陥りがちだと思います。
🌸最後にアドバイス
自分と向き合うことは非常に大事だし、向き合う時間が個人的に長かった自分がいたからこそ、現在色々な方の業績だけでなくその方の立場や会議の空気感を読むことが人並み以上(?)にできるようになってはいますが、
そんな私から新社会人の方に僭越ながらアドバイスを…
自分を責めるな
自分と向き合え
もう、この一言です。
この世の中には「全然悩まない人」「何を言っても食らわない人」という人がいるんです。ですが、私は昔から気にしいで、人の目を気にしたり、言いたいことが言えなかったり、たくさんありました。いますよね、私みたいな方々…!
でもね、乗り越えられない壁なんて無い、とはよく言ったもので、落ち込んだりすることが後々自分の力になってくれたりすることもたくさんあるんです、これは結構本当に。
だがしかし、
自分と向き合うのは良いが、責めるのはあかん
私は新卒で入った会社で、環境のおかげで自分を責めていました。
だから、自分をどうしても責めてしまうんだったら、もしかしたら自分の性格じゃなくて、その環境かも?人のせいかも?とね、ちょっと思いとどまって欲しいんです。
絶対、マジメに頑張っている人ほど、自分を責めるから!!!
人のせいにするのは、私は好きじゃない思考なんだけど、
自分と向き合って、それでも『もうこれは自分じゃどうしようもできないな…』と思ったら、逃げても良い、転職しても良いんだと思うんです。
会社や業界は一つじゃない。
広告代理店時代は結構面白くって、喧嘩とかします。。社内の人が。笑
主にデザイナーさんと営業が。笑
なんか、面白くないですか?
ポンコツで、100人の同期の中で一人だけ試験に落ちた落ちこぼれの私が、社長をやれている理由、それは、自分にあった仕事を見つけたから
そして、自分ひとりでやれないことは誰かに手伝ってもらおうと素直に思えているから
こんな私でも社長なんだから、絶対みなさんは大丈夫。
みなさんも、自分が本当に楽しく、成長を感じることのできる場所がきっとあると思います!ぜひ、探してください!
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これからの社会人人生、楽しんでくださいね!🌸
さてさて、わたくしは…
本日も自分の芯と志を掲げて、10億円企業目掛けて、頑張ります!
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