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詩「鏡の間」

あたりの光景に目がくらむ

通り一面グレーに染まる

人型をしたその色は僕の顔を映し出す

行くつく先々に見える顔

誰もそれは求めてはいない

対面するその顔は、近づくごとに薄れていく

直視すればブルーやレッド

グレーはやがて華となる

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