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小さな贅沢:ひとり暮らし男子にオリーヴの木べら

息子ひとり暮らし開始(から早くも3週間経過)。グランゼコールなので、8月後半から既にプログラムは始まっている。

家具付きワンルームだけれど、メザニンもついていて居心地よさそう。前の住人は7年間住んでいたというのも納得、な空間と立地。ジムもいいところが見つかって、健康管理もうまくいっている様子(高校までの体育の授業と陸上クラブの練習がなくなるわけなので)。

大家さんもいい方達で、マットレスも調理道具や壁付けテレビ(動かせる手足付き)、電子レンジ、調理器具、食器類も新調してくれていた…ネスプレッソ付き。モノトーンにしたいと言っていたのを気づいてくれていて、家電もお鍋も黒、という気配りぶり(本当に嬉しく、親として心温まる)。一方で、リネン類や本人がこだわりたいものは、全部自前にすると伝えていたので、恐縮されたり…とても気持ち良いコミュニケーション。

自分カスタマイズするのは全然OKなフランスなので、大きな鏡や額縁やライト、そして、小物類をどんどん足しているところ。

木の温もりも大好きなので、コンランショップでオリーヴの木べらを薦めたら、「いいの?」

使いやすいし、オリーヴは縁起物だし…ゲンカツギは大好き。(悪い方は気にしない)

そういえば、六曜表を見なくなってずい分経つことに、ふと気付いた。

コンランショップの斜め向かいには、ブエノス・アイレス転勤からフランスに戻った時、生後9ヶ月だった息子を初めてパリで連れて行った公園。聞こえてきたスペイン語でのエピソードは以前書いた通り。

マルチリンガルの育て方①:Langue Maternelle et Lieu de Naissance 母国語と出生地と https://note.com/kimiko/n/n6b8d964b099b?magazine_key=md574e8abfff1

わたしにとっても、息子にとっても、家族みんなにとってもSeason2…少し心臓の鼓動もあるけれど、心弾む秋の始まり。

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Kimiko Botti / ボッティ喜美子
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