制作会社から事業会社に転職したコミュニケーションデザイナーの話
Ubie コミュニケーションデザイナーの今田です。
製薬企業向け事業で、ステークホルダーとのタッチポイントにおけるデザインを担当しています。
Ubieの入社前は、家事代行サービスの会社のマーケティング部 1人目デザイナーとして入社し、10年ほどクリエイティブの取りまとめなどを行ってました。家事代行会社では一定認知がとれた段階で制作会社へ転職しました。事業会社での経験は再現性があるかは、制作会社で働くことにより確認できると考えていて、長期視点では再び事業会社に行くことを視野に入れていました。
転職してから入社するまで
制作会社ではブランディングプロデューサーをしていましたが、事業会社で得たものは制作会社でもどうやら再現性がありそう!意外といけたかも、と感じ始めた頃、Ubie社員とカジュアル面談をする機会がありました。
社会貢献度高い事業に携わり仕事を自己実現に使いたい、どうせなら優秀なメンバーのいる会社で磨かれたいという私のニーズはUbieに重なる点が多くありました。
Ubieも、ちょうどその頃デザイン組織を拡張させるべき段階でした。であれば、私が事業会社でスケール時にやったことは活かせるフェーズなのでは!というワクワク感もあり、昨年6月に入社しました。
1年を迎える前に、なぜUbieだったんだろう?
を振り返りたいと思います。
なんで、社会課題に向いたんだっけ
社会課題は業務そのものを自分ごと化しやすく、モチベーションが上がるので、事業会社に戻るときは社会貢献度の高い事業にと決めていました。仕事は人生で長い時間を費やすので、出来る限り意味のある仕事をした方が私の人生にだってそれなりの意味が生じるわけです。
だったら作るのはキレイなものがよく、誰かのしょうもない都合で「なんかかっこいいもの作りたい」「やらなきゃいけなくなってしまったからやる」みたいな業務に時間を割くのは苦痛でした。何かの業務がストレートに社会に反映される仕事は、休み明けの月曜であっても実際にそれだけで仕事から励まされるような日も少なくないです。
家事代行では働く女性や共働きご夫婦、経営者の方などターゲットが明確でしたが、病気に立ち向かっている方々というのは生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方まで、ご本人の意思と関係なくたくさんの方が対象であるほか、長い期間解決のされてこなかった課題であることも単純に疑問だったのです。
現在の、医療の課題
ちょうど入社前、医療課題についてインタビューをしたり医師の意見をいただく機会があり、自分でも少し調べてみた事がありました。
課題
先進的な医療にアクセスできない方の存在
医師不足、それによる待ち時間など
医療の分化による総合的な視点の有無
現在
患者さんにとっての理想= 投薬、オペなどの方法を患者様ご自身が選択できるようになってきた
要望された方法に適した診療を実施したい
患者様を取り巻く環境を交えて退院までのプロセス設計、提案をする必要性がある
持続可能な医療として国は総合診療を推奨している
解決できそうな方法
必要に応じて総合診療医から分化医へ紹介
予防活動
入社前時点でユビーへの理解は薄かったですが、
この課題を解決できるのってこの会社なんじゃね、、? という野性の勘が働き、入社を決めました。
入社してみて
私が所属するのは製薬企業向け事業なので、製薬企業様を対象としています。toBの難しさを感じつつも、基本的に製薬企業様は患者さんに向いているので、いち患者視点を持つことで外の人でなく中の人としての意識で製薬企業様をサポートできると考えてます。
専門性高い分野の表現は、9ヶ月経った現在でも難易度が高い、、と感じることばかりですが、スキルにしろ知識にしろ新しいものを身につけ、再現性を凌駕するような体験をしたかった。
また、そんな思いと共にあるのは、どこにでもあるようなこの手でもUbieでそのリソースを使うと、何倍もの効果として社会に還元することが可能になる環境。
実際に、コミュニケーションデザイナーとして初めて参加したプロジェクトの量とスピードは私の経験でなければできないと思ったし(入社 1ヶ月後の開催予定であることを面接で聞いていたので、完全にここをやり切るつもりで早めに入社をした)、逆にそのくらい大きな規模のプロジェクトを企画・運営することも、現在のメンバーでなければ不可能だったはずです。
今年は、昨年の倍以上の来場者様を見込みながら、現在も準備を進めています。現代において、企業は国を支える基盤である機能が求められてると感じますが、めちゃくちゃ優秀なこのメンバーたちとなら、その役割を果たすことができるのではないか?と思ってます。
さいごに
Ubieではテクノロジーで人々を適切な医療に案内するというMissionを掲げていますが、WHO憲章では健康を次のように定義しています。
Ubieは社会的・経済的な側面での影響にかかわらず、人々が適切な医療への機会を存分に享受できるよう、日々進化を遂げてます。
こうしている今も、ずっと。
もし私と同じように「意味のある社会課題の解決にリソースを投下したい」と考えている方がいたらとても嬉しいなと思います。
そんな方は是非、下記の内容も見てみてくださいね。
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