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✨重陽の節句✨

9月9日は、無病息災を願う節句
「重陽の節句」です。


「重陽の節句」は、五節句の1つ
でもあり今年最後の節句です。







「重陽の節句
」は、「菊の節句」
とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、
栗ご飯を食べたりして無病息災
長寿を祈願します。


3月3日の「桃の節句」には
ちらし寿司、




5月5日の「端午の節句」には
柏餅などが食べられますが、






重陽の節句にも「行事食」があります。




行事食とは、1年を通して自然の
恵みに感謝
し、伝統行事祭り
際に食べる食事のことです。


健康祈願の意味もあり、
旬の食材が取り入れられています。


重陽の節句では、菊を鑑賞しながら
「菊酒」を飲むと長寿になると
言われています。


菊酒は、蒸した菊の花びらを
器に入れ、冷酒を注ぎ一晩置く
ことで香りを移して作ります。


菊料理にも、蒸した後に乾燥させた
菊の花びらを使用していました。


現代では、菊の花びらを散らした盃に
冷酒を注いで飲むことが主流です。


また、重陽の節句は作物の収穫時期と
重なるため、庶民の間では
「栗の節句」として「栗ごはん」を
食べて祝っていました。






「くんち」とは、収穫を祝う秋祭りの
総称の1つです。


旧暦の9月9日、重陽の節句の際に
行われた祭りであることから、
「九日(くんち)」の名前が定着した
と言われています。


九州で行われる「長崎くんち」や
「唐津くんち」はその名残です。









現在では、毎年新暦の10月に行われています。


9月9日は部屋に菊を飾って、
重陽の節句を楽しみましょう。









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