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さよなら、家事のストレス〜「仕組み化」でかんたんに快適な家になる
がんばらなくても、動いてしまう仕組みをつくる。
この「仕組み」の大切さに気づいたのは、うつ病を患ったことがきっかけでした。
体も心も重く、ベッドの上から動けない日々。
もはや気合いだけでは、なにもできなくなったのです。
でも家の中がぐちゃぐちゃになっていくと、それだけで自己嫌悪が募ります。過ごしているだけでもほっとする、そんな居心地がいい家にしたい。
もうがんばれない私でも、きれいな家にできるのだろうか…。
そんなことを考え初めて、5年ほど経ちました。
気合いの力に頼ってみたり、できるできると唱えてみたり、あらゆることを試しましたが、一番楽にできた方法が「仕組み化」だったのです。
今では、がんばる力に頼らずに、家を清潔に、そして快適に整えることができています。
そして驚くべきことに、掃除が大の苦手な夫も、自ら家事をしてくれるようになったのです。
仕組み化って、すごいんだ…!
自分が動けなくなって始めて、楽に物事をやり遂げる方法を知ることができました。
これまでがんばり続けて、がんばり過ぎて、なってしまったうつ病。私にとってこの仕組み化の経験は、生き方そのものも見直すきっかけになったのです。
今回は、そんな仕組み化の方法と、我が家で取り入れている具体例を7つ紹介していきます。
★何度も掃除にトライしてきたけど、どうしても続かない。
★体力も気力もなく家事にまで手が回らない。
★掃除は苦手だけどきれいな部屋に憧れている。
こんな方々にぜひ読んでいただきたいです。
肩の力を抜きながら、一緒に仕組み化をスタートしてみませんか?
まずは「動線」を知ろう
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家をきれいにするために巷には多くの方法があふれていますが、私が一番効果があったと感じているのは、たったひとつ。
それは、
「動線をとことん意識する」
というものです。
動線とは、「自分が家のなかで動くルート」のこと。
例えば、朝起きたら、ベッドから起きて→トイレまで歩いて→用を済ませて→洗面所で手を洗う。
この一連のルートのことを「動線」と考えます。
この動線内に、やりたいことを組み込んでいくのです。これが、今回一番伝えたい仕組み化の方法です。
★仕組み化のポイント★
動線内に、自分がやりたいことを組み込む。
おそらく言葉だけではイメージがつかめないと思うので、私が取り入れている具体例を紹介していきます。
どれも簡単にできますので、取り掛かりやすいところからぜひ試して、効果を実感してみてください。
仕組み化の具体例
1. トイレのちょこっと掃除
トイレ掃除と聞くと、便座を拭いて、便器を洗剤でこすって、床を掃除して…と想像しただけで嫌になりますよね。
私も苦手な掃除箇所です。だからこそ後回しになってしまう場所。
そんなときは、仕組み化を利用したちょこっと掃除です。
★方法★
トイレで用を足したときに、便座の裏表をサッと拭く。
我が家ではトイレの目に付きやすいところに、トイレ用マジックリンを常備。用を出したら、便座にシュッとして、トイレットペーパーで軽くふき取ります。
おそらく20秒もかかりません。でも、するとしないとでは大違い。
まずは、目に見えるところに掃除道具を置き、行動はとことん簡単にするのが、掃除の仕組み化のコツです。
でも、結局は便器も床も掃除しないといけないのでは?
そう思われると思いますが、まずは掃除の小さなステップを積み重ねることで、やればできるという自信がつき、大きな掃除に挑めるエネルギーをチャージできるのです。
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トイレットペーパーで掃除できる簡単さも、続けられる秘訣です。
◇ ◇ ◇
2. 洗面所のちょこっと掃除
同じ要領で洗面所を見てみます。
トイレのあと洗面台に移動し、手を洗います。そのついでに、近くに掛けてあるタオルで、洗面台を軽く拭いてしまうのです。
★方法★
手を洗うついでに、洗面台をタオルで拭く。
洗面台すべてを拭くのではなく、水が飛び散っているところや蛇口など、汚れが見えるところだけ。
所要時間はわずか30秒ほど。水気を拭くだけで、汚れの蓄積が減りますし、見た目も美しくなります。
元気なときはウタマロで周りの棚も吹き上げたりもしますが、基本はサッと拭いておくだけ。
少し仕組み化がわかってきましたでしょうか?
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出典:ニトリ
◇ ◇ ◇
3. 洗面所の髪の毛バイバイ
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