読書記録26
『ベトコンラーメン』という存在をつい先日知りました。
由来はベトナム戦争からとも、ベストコンディションの略からとも言われているそうです。
初めて聞いた時はベーコンとコーンのラーメン?などと安易な想像をしましたが、ニンニクや唐辛子を使った体力回復料理とのこと。
あまり一般的には知られておらず、愛知県や岐阜県で主に食べられるそうです。
ニンニク大好きマンの私としては是非食べてみたい…。
雨の塔/宮木あや子さん
曇り空のような灰褐色の物語。
孤独な少女達が求める繋がり。請い願うのは誰かの特別。
『誰かの心の中で一番必要な人になるのはどうしてこんなにも困難なのだろうか。』
限りなく黒に近いグレーな心理術/DaiGoさん
人の深層心理とは。
特別見目が良く無くても、特別頭が良く無くても、何かが人より突出して秀でて無くても、何故か人気者の人っていますよね。
そういう人は意識しているのか、はたまた無意識なのかは分かりませんがここで書かれている心理術を上手く使いこなせているのだと思います。
営業マンの方にもオススメしたい一冊。
屍人荘の殺人/今村昌弘さん
怪奇×本格ミステリ作品。
まさかのゾンビが出現した時はあれ?ホラー?と思いましたが、ちゃんとミステリでした。
ハウダニットもゾンビが出現した必要性をちゃんと絡めていて面白かったです。
ゾンビが出現した裏背景や探偵少女の過去など明かされていないことが多数あり、初めからシリーズモノとして書かれていたのでしょうか。
今のところ3作目まで発売されているので、後々明らかになっていくのでしょう。