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著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十八日(1867年4月2日) 晴。風、強く、…
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十二日(1867年3月27日) 晴。カイロ。 …
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十一日(1867年3月26日) 晴。 ようやく…
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月八日(1867年3月13日) 晴。セイロンのホア…
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十五日(1867年2月19日)つづき 曇り。上海…
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十五日(1867年2月19日) 曇り。 暁より、…
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十三日(1867年2月17日) 雨。 風は、西に変わった。 午前十一時、土井个崎(都井岬)を右手に見て、鹿児島湾を過ぎた。 名にし負う、開聞岳も、煙霧にかすんで、はっきり見えず、時々、その一部が見えるだけで、御国の影は、だんだんかすんで、見えなくなっていく。 あたかも、大船のともづなを切りはなって行くという言葉のように、心は雄々しいながらも、なんとなく、残る波が、心惜しいような気がする。
著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十二日(1867年2月16日) 暁から、北風で波…