マガジンのカバー画像

航西日記

20
渋沢栄一さんと、杉浦譲さんの欧州視察日記です。
運営しているクリエイター

#日本史

航西日記(20)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十八日(1867年4月2日) 晴。風、強く、…

kikuzirou
6日前
43

航西日記(19)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十二日(1867年3月27日) 晴。カイロ。 …

kikuzirou
2週間前
40

航西日記(17)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月二十一日(1867年3月26日) 晴。 ようやく…

kikuzirou
1か月前
35

航西日記(16)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年二月八日(1867年3月13日) 晴。セイロンのホア…

kikuzirou
1か月前
42

航西日記(5)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十五日(1867年2月19日)つづき 曇り。上海…

kikuzirou
3か月前
43

航西日記(4)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十五日(1867年2月19日) 曇り。 暁より、…

kikuzirou
3か月前
43

航西日記(3)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十三日(1867年2月17日) 雨。 風は、西に変わった。 午前十一時、土井个崎(都井岬)を右手に見て、鹿児島湾を過ぎた。 名にし負う、開聞岳も、煙霧にかすんで、はっきり見えず、時々、その一部が見えるだけで、御国の影は、だんだんかすんで、見えなくなっていく。 あたかも、大船のともづなを切りはなって行くという言葉のように、心は雄々しいながらも、なんとなく、残る波が、心惜しいような気がする。

航西日記(2)

著:渋沢栄一・杉浦譲 訳:大江志乃夫 慶応三年正月十二日(1867年2月16日) 暁から、北風で波…

kikuzirou
3か月前
45