前回に引き続き火に関する現象を紹介しようと思う。 「蓑虫火」という現象である。 これは弱い雨が降る夜などに火が突如出現し、 着ていた蓑にその火がくっつく。払おうとすればするほど火は全身を包むようになる。 しかし、その火がに熱さはなく、温かさがあるというもの。 私はこの現象を初めて聞いた時、 「あ、自分は毎日感じている。」と思った。 なぜそう思ったか。それは「家族からの愛」と 一緒であると思ったから。 家族というものはたまに1人にして欲しい。ほっといて欲しい。と思う時が
「不知火」というものをご存知だろうか? 海面上に火の玉が1つ、2つと徐々に出てくる。 その火の玉に近づこうとすると遠のき、 また近づこうとすると遠のいていくという 奇妙な現象のことだ。 この現象はあるものに似ていると私は思う。 夢や理想に向かっている人々だ。 自分のやりたいことや将来の夢というものは 追いかけてそして、ひたすらに追いかけると近づいていく。 ただ、近づくと新たな障害や壁が出現する。 それにより、夢や理想との距離が開いてしまう。 そして、また追いかけてひ
私達みんな1つ、誰だって少なくとも1つ居場所と呼ばれる聖域がある。 それは、居ることで心地良いと思える場所もあれば、この場所に行けばスッキリして自分を整理して仕事などに取り組もうとする力を育むための場所もある。 私はもう1つあると考えている。 それは、自分の好きな物のそばに居ること。 心地良いと思えるというのと一緒ではないかと思うかもしれないが、少し違うと私は考える。 自分の好きなもののそばにいるということは、 何も考えずに自然とボーッと出来、 笑顔になること。 心地良
母親と子供という関係を大切と言う人達もいるが、苦しい・しんどいと言う人達もいる。 私は前者の考えを益々するようになった。 その理由は「姑獲鳥」という妖怪に出会ったから。 この妖怪は何らかの事情で死産や流産をしてしまった母親が子育てをしたいという執念から生まれた。 つまり、子供を大切にしなさい。私の代わりに大切に思い、愛しなさい。と伝えるために生まれたと私は思う。 自分も将来自分の母親のように「大好き。」 「子供のことを宝物。」と愛情を与えられる母になりたい。 姑獲鳥に力もら
この世の中には、目に見えるものばかりを正しいと思う癖がある。 私は、その逆。 見えないものの力を可能性を信じている。 なぜなら、それらに支えられているという経験と実感があるから。 ピンチと思った時に理由は分からないが、良い方向に進んだ。 やらなければならない時に「やりなさい!」と喝を上から入れられている用に感じる。 水木先生も戦争中、逃げれている最中に壁が出て来て崖に落ちずに済んだという伝説がある。 これが妖怪「ぬりかべ」の始まり。 だから、私も見えない力や存在を思っ
何も用事がない日があった。 散歩を自由にできた。 18,000歩も歩けた🐾 歩いたことのない道が多かったから面白かった。 こういう日がずっと続けばいいなぁ。 後輩に怒られてしまった。 私のやり方は間違っていると言われている気がした。 初めて思ったことがある。 遠くに行きたい。 自分は人に恵まれている。 世の中には家族という存在が嫌な人もいる。 いつも人間関係でこじれてしまう人もいる。 けど、私は色んな人に支えてもらって私という人間が生成されている。 そんな幸せを感じて、こ
自分の夢の話というか自分の将来の話を副支配人とした。 その話をして、改めて自分がやりたいことを振り返ることが出来た。 誰かに話をしたり、振り返る時間というのが時には大切ということを改めて実感した。 未来に希望を持てるのは人間として1番幸せなのかもしれない😊 異動してしまった推し先輩が面談のためにホテルに来て、無事に会えた! 推しという存在がこんなにも愛しくて、癒されて、幸せな存在と知れる私は、最高に幸せだ! 大橋和也くんといい、先輩といい、私には最高の推ししかいない👍人生最
喧騒とした都会にもオアシスはある。 新宿御苑。みんなここにただ癒やしを求めに来ているわけではない。 ただひたすらありのままの自分で感情で非日常から解放されている。 私も接客業という仕事から自分を解放するために新宿御苑に来た。 最高の休日。 みんなそれぞれ人生のバイブルというものがある。 ただ、それを見つけるのはすごく難しい。 だから、私は1つと決めずに制限なくたくさんの 人生のバイブルと呼ぶものがある。 そういうものを持つだけ自己肯定感は上がる。 不思議だ。 赤ちゃんから
人は皆誰しも何かを「信じる」。 例えば、合格することを「信じて」勉強する。 旦那さん・奥さんを「信じて」結婚したり、子供を育てる。 上司を「信じて」大きなプロジェクトに積極的に取り組める。 後輩を「信じて」仕事を任せられる。 などなど、、。 「信じる」という感情は誰しも持っているものである。 そして、私はその「信じる」というのをとある場所でよく感じる。 それは神社やお寺である。 皆、神様という見えない存在を「信じて」願っている。 さっき例に挙げた事柄全て、この「神様を
「本物に」 1人の女性が奈良の某美術館で、ある絵の前で立ち尽くしていた。その絵は、月岡芳年の「うぶめ」という絵だった。彼女はその絵に描かれている女性を何故か自分と照らし合わせて観察していた。そう、彼女は悩んでいたのだ。自分の人生という最大の課題に。 彼女の名前は、小泉風奈。現在、27歳で既婚者だ。大学卒業後、母校の大学で事務職員として働く傍ら趣味で〈菊ノ 花央〉というアカウント名でブログに小説を掲載していた。そして24歳の時に転機
「私にとって忘れてはいけない存在達」 始まり 「前説」 私は自分が生きてきた23年間、あるものが付き添っていた。 付き添うという言い方は良くない。私が勝手に依存いや、好奇心を持っているだけ。そんな言い方をしたら、彼らが怒ると思うので、私が彼らと付き添ったということにします。もったいぶり過ぎましたね。このエッセイはそんな私と彼らの話でございます。つまらないかもしれませんが、どうぞごゆるりとお聞きください。 第1章 「彼らとの出会い」 私は2001年
名前を変えました😊 心機一転! 尊敬する小泉八雲様のお名前をお借りして、八雲なおとして小説を書きます✨ よろしくお願いします😊
あの事件以降、数日間特に変わった様子はなかった。とはいえ、通常業務が無くなるということではないので、平常運転で1人のホテルマンとして勤めていた。 この数カ月間で沢山の出来事があり、社会人1年目としては非常に疲弊していた。その様子を見て、何かを感じ取った副支配人が声をかけてくれた。「菊田さん、有休残っていますよね?色々ありましたし、少し息抜きしてみてはどうですか?」といつもの優しい声質で語りかけてくれた。確かに、勤務表を確認すると有休残数が4ほど残っていた。なので、私は副支配
第3章のタイトルを変更したので、 前回の投稿を削除して修正版を再投稿します!! 以下の通りでございます!! よろしくお願いします😊 小説 「見えない者達の存在証明 上」 第0章 「発足」 中心的妖怪:姑獲鳥 第1章 「相棒 上」 中心的妖怪:座敷わらし、女郎蜘蛛 第2章 「相棒 下」 中心的妖怪:同上 第3章 「未練の館」 中心的妖怪:後神 第4章 「野望」 中心的妖怪:文車妖妃 第5章 「働き者」 中心的妖怪:いそがし 小説 「見えない者達の存在証明 中」
とりあえず、私達は様子見をすることにした。彼女のチェックアウトは、1週間後だからまだ時間あるね。と言ってこの日の話し合いを終わらせた。 次の日の夜勤明けの朝、日勤の人達に渡す引継書を作成していた時に6つ上の女性の先輩が突然、「菊ちゃん、新絡美女泊まってるの!?てか、あの人って自殺で亡くなったんじゃなかったのかなぁ?生存していること隠して密かに過ごしていたのかなぁ?」と矢継ぎ早に聞いてきた。私はその勢いに押されていた。「先輩、落ち着いてください。というか、新絡美女のこと知っ