エッセイ③

私達みんな1つ、誰だって少なくとも1つ居場所と呼ばれる聖域がある。
それは、居ることで心地良いと思える場所もあれば、この場所に行けばスッキリして自分を整理して仕事などに取り組もうとする力を育むための場所もある。

私はもう1つあると考えている。
それは、自分の好きな物のそばに居ること。

心地良いと思えるというのと一緒ではないかと思うかもしれないが、少し違うと私は考える。

自分の好きなもののそばにいるということは、
何も考えずに自然とボーッと出来、
笑顔になること。
心地良いではなく、自然な本来の姿でいれるということ。

実は妖怪「ぬらりひょん」はそれを実践していると思われる。

彼はぬらりと現れ、お茶を飲んだりしてボーッとしながら滞在する。
そして、ぬらりと消えて別の場所に移動する。

つまり彼は、自然な姿になれる場所を探し続けていると思う。

私は1つ見つけている。
けど、彼のように私も他にも居場所と思える場所を探し続けようと思う。

見つけられたら、ぬらりひょんに話して会話をしたい。

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