やめたこと:経済ニュース番組を見る #捨て活
私は今、人生のリソース配分を見直している。特にnoteを書く時間の捻出に苦労していて、生活習慣を改める必要を感じている。
昨日、私は一つの習慣を捨てた。経済ニュース番組を毎朝テレビで見ることをやめたのだ。
毎朝20分の習慣
これまで私は、BSテレ東の「日経モーニングプラスFT」という番組を欠かさず録画していた。娘をこども園に送り出した後、朝食の片付けや洗濯などをしながら視聴するのが日課だ。
日経モーニングプラスFTは、経済ニュースだけあって、芸能人のスキャンダルや事件・事故などの情報が入らず、私が知りたい話題だけがまとまっている。こずかいの範疇で株式投資を楽しんでいる私にとって、各業界や企業の動向は気になる情報だ。また、仕事でも各業界の知識が役立つことがあり、重宝している。
(この番組の魅力の一部は、解説委員でキャスターを務める豊嶋広さんにある。解説委員としての博識はもちろんのこと、職員アナウンサー顔負けの尺管理能力と自然なコメント力、臨機応変な対応力があり、思わずうなる)
さて、番組の長さは50分間。CMをスキップしながらだと20分ほどの視聴時間になる。私は家事をしながら見るのだから、時間を効率よく使えていると思っていた。
朝一番の脳を何に使うか?
しかし、「人生のリソース配分」という観点で考えると、朝一番に経済ニュースを見ることは違うかもしれないと感じ始めた。私が人生で重視したいことは、創作と家族との時間。株式投資は二の次だ。
朝は、睡眠によって脳が再起動した状態。脳内メモリがリフレッシュした黄金時間を、別のことに使った方が良いのではないか・・・?
朝にニュースを見ない挑戦
私は昨日と今朝、日経モーニングプラスFTを再生しないで過ごしてみた。こうなったら家事も後でやろうと思ったが、気持ちが悪かったので家事はした。
すると、いつもより早く終わった。ものの10分くらい。モープラを見ながらだと20分ほどかかっていたので、朝の家事時間が半分になった計算だ。
実は、経済ニュースは「ながら見」が難しい。特性上、グラフや数値、ランキングなど細かい表示が多い。それを見るためにテレビ画面にいちいち近づく必要があった。
また、食器洗いや洗濯機の音でテレビの音声が聞こえにくくなるため、作業か視聴どちらかを中断することもあった。そう、気になるニュースがあるときは家事の手を止めてしまっていたのだ。
脳のリソースを考慮してやめるつもりが、結果的に10分間という時間のリソースを生み出すことになった。
ニュースを入手する代替案
では、ニュースをどこから入手するのか?私は短期間の個別株投資(スイングトレード)をしているので、大きなトピックは逃したくない。投資中の企業についてはネットニュースをザッピングしているが、朝はとりわけ経済全体の話題をおおまかに把握したい。
検討した結果、家族がまだ家にいる時間帯に、アレクサで音声配信のニュースを聞くことにした。その間、娘の食事の世話や登園の準備、自分の身支度をする。ニュースはAmazon Musicの「ながら日経」だ。10分間で主要な経済ニュースを読み上げてくれる。テレビと違って、耳だけで完結するので身支度の手も止まらない。
幼児がいてもニュースを流せる
思いがけず良かったのは、子どもがいてもニュースを入手できるという点だ。これには説明が必要だろう。
子どものいる家庭というのは、テレビといえばNHKのEテレしかつけられない、という状況が少なくない。
我が家の場合も同様だ。まず、朝にニュースを見たくてテレビをつけてしまうと、娘がアニメを見たがり駄々こねる。それでもニュースを見続けると、泣き始める。親が根負けして、アニメをつけると泣き止むが、見始めると今度は登園をしぶりだす。この負のループに陥る可能性が高い。
だから私はモープラをわざわざ「録画」して、娘が登園してから見ていたのだ。
一方でアレクサからニュースが流れる分には、娘はほぼ反応しない。
空いた時間でnoteを書いている
今朝も10分ほど空いたので、こうしてnoteを書く時間に充てている。今後も細かいことからコツコツと、人生のリソース配分を見直していこう。
ちなみに、日経モーニングプラスFTは素晴らしい番組だ。新NISA運用にも役立つ情報が多いので、時間に余裕のある方は視聴してみてはいかがだろう。
(今回は1つやめても、1つ増やしているではないか、というツッコミがありそうですが、その通りです。時間のリソースが空いたのでよしとします)