9話: Apple/Google/Amazon社で吃音支援開発を進めている話
おはようございます。ニッチな吃音ばかり書く医師の菊池です。Twitterで、Siriで吃音などの非定型音声を認識しやすくなる研究をしている記事を見つけました。
音声認識、吃音のある私は正しく認識されず、「誰か吃音でも正しく認識できるような開発してくれないかな?」とずっと思っていたことです。
Appleはポッドキャストの音声のなかから、吃音で話されている28,000のオーディオクリップを抽出しました。
そして、これらを利用し、話している人が吃音かどうかを自動的に検出する方法について研究しています。
Appleはすでに、2015年にHold to Talkと呼ばれる機能で、Siriに対してどれくらいの時間話し手の音声を聞いていてほしいかを制御できるようにしている。(上記リンク)
とのことですが、私はAndroidですので、確認できませんが、話している途中で処理を行われると、話しかける意欲が下がりますので、ありがたい機能だとは思います。
SiriはApple製品ですので、Androidで使えるGoogleアシスタントやAmazon音声認識について研究しているみたいです。
Googleの音声認識については、インターン生で脳性麻痺のMuratcan CicekさんがGoogle voice assistantを使っている風景の写真が英語版には掲載されていました。
(上記引用)https://www.wsj.com/articles/tech-firms-train-voice-assistants-to-understand-atypical-speech-11614186019
アメリカで声に関するトラブルがある人は、750万人。
不便を解決するのがITですので、
一番困っている電話での呼名について、テクノロジーで解決することをするのが、吃音者の助けになると思っています。
20年ほど前から思っていることだが、誰かしてくれないかな、と思っています。
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