言葉に惹かれて
こんにちは。
先日、日本人の30%は読み書きができていない、という衝撃な事実を教えてもらいました。
これだけAIやDXが広がっている世の中で、活字を読め書きできない30%の人たちがいるのだとしたら、私たちはもっと自分にはない価値観を知るために本や文章を読んだり、大切な人に自分の想いを綴ったりすることで、幅広い見識を得たり豊かな心を育むことに喜びを感じられるのではないでしょうか :)
さらに、そこで得た知識や経験が深まるほど、自分が発する言葉に彩りがつくのではないかと感じます。
読み書きができるというスキルを持ち合わせている私たちは、言葉を磨くことによって、さらに仕事でもプライベートでも自分が思っている事を相手に届けやすくなるのではないでしょうか。
今思えば、私は昔から「言葉」というものをすごく意識して生きてきた気がします。
初めて言葉が大切なんだと知ったのは大学生の頃、藤原紀香さんの本に「言霊」関して書いてあったのを見た時でした。(紀香ブーム、懐かしいですね。誰か読んだ人いないのかなー。)
ちなみに、言霊というのは、言葉が持っている神様のような力のこと。
昔から日本人は言葉は目には見えないけれどとても強い力があると信じていた様で、万葉集にも日本のことを、言霊の幸ふ国(ことだまのさきわふくに - 言葉の霊力が幸福をもたらす国)と出てくるみたいです。素敵ですね。
紀香さんの本に書いてあったこととは、言霊を信じていて、自分が発する言葉をすごく意識していて、そしてその言葉が自分の未来を作っていると言っていました。(ような気がする)
そこから、初めて就職した職場の近くに本屋さんがあり、よく出勤前に立ち寄っていました。
そこでパッと取った自己啓発本、タイトルは忘れてしまったけど、その中に20代で一番大切なことは「たくさんのいい言葉に触れること」と書いてありました。
その後、体調崩して入院することになったのですが、その本はなぜか入院中にも持っていき、何度も読んでいました。そして無意識のうちに私が大切にしたいと思っている価値観の一つになっていったのです。
さらに20代の半ば、当時仲良かった友人がコピーライターをしていたのもあり、どうやったら人に伝わるのか、ということに向き合っている姿をみて、すごく影響を受けました。ちなみにその友人がよく言っていたのは「何を伝えているかじゃない、何が伝わっているかだ」と。そして今もその考え方は、私に残っています。
気がつけば、いろんなところで言葉というものに触れ、その大切さを肌で実感しています。これから先、自分の見識を広げてくれる考えや価値観に出会えるかと思うと、楽しみですね。
今回は、普段意識していない人も多いかと思いますが、「言葉」に関して書かせていただきました。言葉を意識することで、人を勇気づけたり、救ったり、そして癒したり...そんなことができるように人間の器を広げていきたいですね!
今日も読んでいただきありがとうございました:)