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戸籍謄本から自分のルーツをたどる話③(父方祖母編)

興味本位で直系尊属の戸籍謄本を収集して、家系図を作り始めました。

同じようなことしてるnoterやツイ民が居ないかと思い、「家系」と検索すると「家系ラーメン」が、「ルーツ」と検索すると「フルーツサンド」がよく出てくるので戸惑っています。

いや、食べたいけど…

▷調査前の基本情報

私⇨岐阜県の田舎町出身。長男。メタボ気味。
父⇨還暦。長男。高血圧。
祖母⇨後期高齢者。四姉妹長女。おしゃべり。

祖母方曾祖父母⇨私の幼少期に他界。自宅(祖母の実家)での、お葬式に参加したのをなんとなく覚えている。
祖母方高祖父母⇨まったく知らない。

祖父方(私の実家)の家系の次に、祖母の実家の家系を調べることにしました。

隣村にある祖母の実家には、子どもの頃数度遊びに行った僅かな覚えがあります。

今は、そこまで関わりがないので、勝手に戸籍謄本を取るのを少しはばかられますが、直系の子孫なので取得できてしまうわけだし、まぁいいか。

まずは、実家のある市役所で祖母が嫁いでくる前の戸籍(曾祖父が戸主)をとり、曾祖父から遡れる限りのご先祖の戸籍を出してもらいます。

曾祖父の戸籍から、曾祖母(祖母の母)は、岐阜県加茂郡川辺町から嫁いでいることが分かったので、早速、川辺町役場までドライブして曾祖母が嫁いでくる前の戸籍を取りに行きました。

ボートの町 川辺町

▷戸籍からわかったこと

◯名前+生年がわかる一番古い先祖

一部画像加工してます

曾祖母の父方の曾祖母「りか」さんの生年が、文政6年(1823)でした。勝海舟と同い年ですね。ちょうど200年前まで遡ることができました。

◯名前がわかる一番古い先祖

この「りか」さんの父「利右衛門」さんが、戸籍から名前がわかる一番昔の先祖でした。

「りか」さんの生年から逆算すると、「利右衛門」さんは寛政年間(1789年〜1801年)の生まれでしょうか。自分から数えて7代前の祖、約230年遡ったことになります。

乱筆メモ

また偶然にも「利右衛門」さんは八百津町、私の母の実家と同集落の人物であることがわかりました。田舎って狭いですね。

◯祖父と祖母は親戚?

中学生の同級生同士と聞いていましたが、祖父母それぞれの先祖に同姓同名の人物がいました。

祖母方の藤七さん
(祖母の父の父の父)

祖母方高祖父の父の名前が「◯田藤七」さん
祖父方高祖母が嫁いでくる前の家の戸主も「◯田藤七」さん

おそらく同一人物だろうと思われますが、祖父方高祖母の戸籍には「◯田藤七 孫 婚姻ス」と記載があり、記載の通り高祖母の祖父が「藤七」だとすると、年齢の辻褄が合わなくなるミステリーが発生。

戸籍の転記ミス?(孫ではなく妹なら納得)
「藤七」の祖父の名前も「藤七」?

謎がさらに深まってしまいました。

◯祖母方曾祖母と母方祖父も親戚?

祖母方曽祖母の旧姓と、母の旧姓が、漢字違いの読みが同じ苗字でした。

本籍地も川辺町と八百津町で近いので気になって母に聞いたところ、やはり遠い親戚とのことでした。
どのくらいの遠さの親戚かについては、母方先祖の戸籍から調べたいと思います。

さらなる母情報によると、実家のお隣さんの奥さんは、この祖母方曽祖母の実家から嫁いで来ているとか。(葬式で偶然会って判明したらしい)

田舎って狭い…(何回目だ)

◯曾祖父は満州からの引揚軍人らしい

戸籍から得られた情報ではないのですが、家系図を家族に見せたところ出てきた情報。

明治42年生まれの曾祖父は、終戦時36歳。
満州陸軍で炊事兵をしていたため、珍しい料理をたくさん作ってくれたそうです。
36歳で下士官兵ってことはないと思われるので、そこそこ上の立場だったのではと推測されます。

事実確認のため、いずれ曾祖父の軍歴証明も取ってみたいと思います。

◯宮城県に親戚が?

父方家系の通婚県を見てみると、昔なので隣村や隣町、遠くても東海3県内が多く、遠方の人と結婚したのは、もしや自分が初めてなんじゃ…?

と思っていたら、祖母方高祖父の前妻(死別)との子(曾祖父の母違いの兄弟)の奥さんが「宮城県宮城郡利府村(現 利府町)」から嫁いで来た方でした。

私の新婚旅行(コロナ禍中)の行き先が「仙台」だったので、またまた変なところで縁があるもんだなと思いました。

▷今後の展望

◯母系の取れてない戸籍も追う。

祖母の父の母の実家の家系(犬山市)&祖母の母の母の実家の家系(川辺町)の戸籍が未入手。

頻繁に役場に行く時間がないので、ここは郵送請求にするかも。

◯祖母への聞き取り

あまり実家とは、仲がよろしくないのか、祖母方の親戚のことを自ら話しているのを見たことがありません。(おしゃべりなのに)

養蚕をしていたこと、桑の葉を取ってくると曾祖父がお小遣いをくれたことなどは、聞いたことがありますが、もっと色々な昔のことを、祖母が元気で覚えているうちに聞きたいと思います。

つづきます

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