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Inspiring Stories: Practice walking 二足歩行って簡単じゃない?

Practice Walking って?歩くことなんて練習する必要はないよね?というのが皆さんの最初の反応かも。実際、私でもきっとそう反応する。

でも不思議。「ちゃんと」歩けるって、実はとても凄いことだって最近気がついたの。二足歩行のロボットも最近は珍しくなくなったが、その誕生に至るまでに多くの時間と努力が費やされたのは、言うまでもない。「当然」と捉えているけど、実は毎日偉業を成し遂げている?

先日体調不良で、5日間ベッドから離れられなかった。薬のせいで、頭は少し朦朧とし、食欲もあまりないので、胃はほとんど空っぽ状態。水分だけが幅をきかせ、胃の中がタプタプという感じだった。どうも、その5日間の間に、私は「歩き方」を忘れてしまったようだ。

ベッドから出られるようになり、まず思ったのは、外の冷たい空気を肺に迎え入れ、澄んだ青い空と少しだけ彩りを保っている道端の野花、見慣れた景色を確認に行きたい!だった。

ウォーキングが趣味の私が、右足を出してみたが、次はどちらの手を出すんだっけ?などと、普段なら無意識でやっていることに、ちゃんと意識を向けないと前に進んでいけないような、そんな二足歩行だった。

冷たい空気に抱きかかえられながら、10分程歩いた時、いつの間にか私に追いついたスウェットの男性が、ペットボトルのドリンクをブンブン振りながら、どんどん距離を広げていく。彼の足元を見つめ、同じリズムで足を出してみようと試みても、歩幅が違い違いすぎるのか、距離は広がるばかり。

思わす声に出して笑ってしまった。追いつき追い抜かれたのが悔しくて、「何やってんの私!」ではない。自分が病み上がりだったことを忘れ、「何の困難」もなく歩けているその男性のマネをしてみようなんて、とても無謀なことにトライしようとした自分自身に対して。

モヤがかかった頭で悟った。自分は自分でいい!自分のペースで出来ることをすればいい。よ~く考えたら、出来ることって実はとても沢山ある。月並みだけど、人と比べるののではなく、昨日よりちょっとだけ出来るようになっている自分を見つめてみれば。それに気づくには、何等かのきっかけが必要なだけだって。

I *whispered to myself, "Now I am in *the seventh heaven. I can regain my happiness by doing what pleases me a lot: I can walk, breathe deeply in the crisp air, and enjoy a bit *tinted wild flowers on the sidewalk.  I am also so thankful for all that *chances to *appreciate my life, which THAT man provided by walking past me *by chance."  

*whisper: (小声でそっと)囁く
*the seventh heaven: この上ない幸せ(天国には7つの階層があり、その最上階層を指し、最高の喜びの意味)
*tinted 色づいた
*chances to 〜: 〜する機会(チャンス)= opportunities 
*appreciate: 素晴らしさを再確認する
*by chance: 偶然に

「今、最高に幸せ。好きなことで幸せを取り戻すことができて。散歩で外の新鮮な空気を思いっきり吸い込み、ほんの少しだけ彩りをまとった歩道の野花を楽しめている。この喜びに気づく機会を与えてくれた男性にも感謝したい。たとえ偶然に私のそばを通り過ぎただけだとしても。」と自分に囁いた。

Thank you for reading this through as usual.  Please have a good weekend. See you in a bit ….

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魔女とも英語(english_break_through)
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