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全てうまくいっていたはずなのに。ー私がなぜ、精神疾患を患ったのかー

kiki.です。

みなさん、こんにちは。kiki.です☺
今回は私の心の病を患ったのかについて、お話していきます。

私はいわゆる”優等生”だった。

幼少期から勉強が得意だった私は、
家族や親戚から、「あなただけは違う。」「やっぱりあなたは凄いね。」
こうやって、ずっと褒められて育ってきました。

楽しくてやっていた勉強が、
気付いたら期待に応えるためにするものに変わりました。

小学校、中学校、高校と、勉強が難しくなるにつれて、
やはり不得意な教科が出てくるものです。
それでも私は、周囲からの期待を裏切れないとの思いで、
必死に勉強しました。

ですが、小学校とは違い、100点は取れなかった。
それでもクラス1位だったから、親に喜んで見せると、
帰ってきた返事は予想外なものでした。
「98点…あと2点だったのにね。」

100点中、獲得した98点ではなく、
獲得できなかった2点の方が、親には大切でした。

この時から、私は勉強以外取り柄がないんだと感じるようになりました。
これが過食の始まりです。

自傷行為

ストレス下においても、勉強は続けました。
テスト期間が近づくにつれて、怖くなりました。
周りの目を気にして、思ったことを言えない私は、
自分にあたるようになりました。

中学生の時に、テスト勉強がうまくいかないときは自分の足を殴るようになりました。
何度痣ができたかも分かりません。
ちなみに、このことは今も親は知りません。

過食が原因で見た目は大きくなり、
高校生の頃、次はそれが嫌になり、拒食が始まりました。

さらに、大学受験という大切な事が近くなるにつれて、
私の症状は悪化しました。
「今から勉強しておかないと。」
と1年の頃から言われた私は、
その言葉通りにかなり勉強しました。

ストレスに苛まれ、足を殴るだけでは心が追い付かず、
頭を壁に打ち付けるようになりました。

私には、頼れる人がいなかった。
友人にも打ち明けられず、勿論家族にも打ち明けられなかった。

気にかけてくれている先生は幸いなことにいましたが、
親に言われるんじゃないか、との不安で、詳しく相談をすることはできませんでした。

諦め

猛勉強の末、大学には無事合格。
しかし、大学に入ってすぐにコロナが原因ですべてオンライン授業に変わりました。
私は、モチベーションを維持できませんでした。
何のために勉強しているのかも分からず、
何のために高い学費を払っているのかも分かりませんでした。

レポートは提出ギリギリに出し、
C判定ばかりをもらうことになりました。

もう、どうでもよくなったのです。

入学3カ月で自主退学しました。

これが、学歴コンプレックスの始まりです。

恥ずかしいと思いながら、毎日今まで過ごしてきました。
「人生を棒に振ってしまった」と何度も感じました。

頭を打ち付ける癖はやめられず、
今でも続いています。

しかし、変わらなければ。

こんなことでぐずぐずしてられない。
もう一度、勉強がしたい、次は周りからの重圧ではなく、
私の意思でやりたい。

この思いがきっかけで私は今月、通信制大学に入学しました。
通信制大学についてはここでは深く話しませんが、
私にとって大きな1歩になったと感じています。

心の病は簡単に消えません。
なくしたくてなくなるものでもないと思います。
うまく付き合っていくしか、ありません。

苦しいです、とても。
今苦しんでいる人、この文章を読んでくれた方の中に
たくさんいらっしゃると思います。

どうか無理をしないでください。
私のようになる前に、頼れる人を見つけてください。
頼れる人がいなければ、一人旅行でもしてみてください。

必ず、”マシな日”はあります。

幸せなんて感じられないと思う日は、
まだマシなことを見つけてください。

きっと少し救われるはずです。




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