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きかち
2021年7月31日 08:20
おけしょうなんかしたくないなりたいのはびょうで美人のすはだ美人たいようとなかよしでなんだかめずらしい美しいひとよっぱらったらみずあびしてばたんきゅうこっちをご覧と写真立て青い道はアイラインすべり台で遊ぶ夢
2021年7月31日 00:54
大切にしてきた箱は空っぽだその中を知ってるのは私だけカサっと音がしても空っぽだカランと音がしても空っぽだ 音がしても凍った峰の山彦だ私じゃない瞳を知りただ映すのみの瞳を知り私じゃない瞳が音を立て外を駆け巣食うのみそれでも箱の中が好きだったお行儀良く瞳の中も同じもの私が下がれば瞳も下がる瞳を通して見るものはもうすぐ私だけに
2021年7月30日 12:49
礼儀正しくさようならのご挨拶私の中の甘ったれが全部を投げて大暴れもうちょっともうちょっとで終わるから静かに静かに
2021年7月29日 20:17
私は初めから人ではなかった姉は私をいじめてくるし私は赤ん坊が大嫌いだったなんのために居るのか解らなかったし両親も解らないようだったひとでない私は人を売るようになった進んでやったと言うよりは人が私にそうさせるのだ最初こそ私は友人なるを求めていたのだがこうなっては友人など出来ない人を売って財を成した私は自宅の大きな庭にコンゴから密輸入したボノボのファミリーを住ま
2021年7月29日 07:04
脇役中の脇役と書き散らしに書いていたら脇役中を服役中に見間違うことを発見する服役中の服役辛そうな刑罰だすでに服役中なのに服役中の脇役シマの服着て周りに合わせてうなずいたり踊ったり脇役中の服役せっかくのお仕事も服役でパーに
2021年7月28日 17:13
空いた車両斜向かいの青年は私の手を見ていた目を逸らすから惹き付けられるふた駅ほどのち青年は扉の前へ移動する背中の向こうガラス越しに見返す柔らかく優しげな憂い清涼纏い駅の上り階段の奥へ消えて行く擬態が見せる絡め手の青写真手をひらくと少しづつ散っていった
2021年7月28日 07:10
ローズマリーの招待状ロマン・ポランスキーとごはんごはんローズマリーのホームパーティーホルマリン漬け丸ごとウラン鎮静剤入りタニスのスープローストマブイで局所麻酔ローズマリーで香味付けフルコースにご案内お代はあとのお祭りです
2021年7月27日 16:10
君を抱き上げて降ろしたら君が唇噛んじゃってごめんごめんて謝ったっけごめんは腑に落ちる幾度聞いても外見だけだと君は言うほんとにごめんそれだけだからごめんは気の毒になるほんとにごめん無理だから君とはもうごめんは虚しくなるごめんを吸収するしかない私ごめんは絶対免罪符苦いごめんを吐き出して投擲器は前後不覚あなたの方へ狙いを定めて手を下すのが外れてばかり
2021年7月26日 13:14
新たな節目につらいとげ放っておけば自走してどこかへ行くらしいよ振り返るでこぼこ道はとげのこりまとわりつかれて痩せたとげどげんなっとると乗っ取らんとミイラんなって包帯巻いとうとげ人間にはなれんとよこちとらとげとげするほど血が通ってないんでね骨せんべいみたいに酒の肴にちょうどいいやどのみちなるようにしかならん
2021年7月25日 16:27
最近トンカツにストーカーされている肉料理を注文するとトンカツが出される洋風な店ではカツレツだ堂々と提供されるとそのまま食べないと悪いような気がしてそのまま平らげていた連れがいる時に聞いてもトンカツなりカツレツなりを私が注文していたと言うある日またしてもこの日はカツレツだったがそんな状況で食べようとするとお誕生日おめでとうございますとカツレツが言ってくるありがとうと誕生
2021年7月25日 07:55
情けなやまたしても食欲に踊らされうっかりと気管に吸い込んだ夢々這いつくばって泥水のふりしたい美しい馬に乗って美しく死ぬ予定が顔の穴から汁流しヴィスコンティ直伝の死ぬポーズも決めてあるのにああこのお目汚しどなたか白布をかけてくださいませんでしょうか水でも飲んだらなんて愚の骨頂馬鹿が阿呆がと薮睨みああ早く安らかになりたい
2021年7月24日 23:31
少な飯よぎる旗端フェミニズム
2021年7月24日 12:31
一斗缶でキトサンを買った脂肪酸に頼まれてそうしたら頭がおかしいからと心身診療科に連れて行かれてしまったもちろん脱走して疾走して失踪する逃亡生活では日光山に放浪生活では人形館にもぐりこみ似合わないリボンをつけてリボンちゃん時報GUNを抱えてヒットマン紐は無き焼き塩缶の竹馬につま先入れてハイヒールカッツンカッツンギクシャクと歩く姿は糸つり人形あああの一斗缶が欲
2021年7月24日 08:15
いつもあべこべの振り合いごっこあなたが振れば私がツン私が振ればあなたがツンあべこべ積み合い尽きない積み合い振り合いたくて向き合いたくてふたふりみふりツンしないで頑張ったそしたらあなたはツンツンツン私はすっかりしゃれこうべのこり少ない白南風にあなたがひとふり私がふたふりふたりでみふり振り合えた永の別れを告げる明け天翔けて付いてゆきたい青嵐