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【パン燦燦 2】試合開催日のみ販売される焼きそばパン | G'DAY BAKE.

Jリーグ観戦でスタジアムを訪れるなら、その地域もまるごと楽しみたいもの。そこでまずはパンをテーマに、まるで燦燦と輝く太陽のような“おいしい魅力”を紹介していこう。

レイソルロードにオープンした小さなパン屋さん


2024年6月、レイソルロードを三小通り商店街へ入ってすぐ、白くて小さなパン屋さんがオープンした。「よい一日を」や「こんにちは」といった日常の気軽なあいさつで使われる英語「グッデイ(Good Day)」を店名に、ほがらかな女性店長が切り盛りしている。

店長はホテルベーカリーやパン店で修行したのち、一年間オーストラリアのメルボルンのベーカリーカフェで働いて、さまざまなパンを焼く技術を身につけた。そのため、北米やオーストラリアで好まれる食事パンからバターを織り込んだデニッシュパン、ベーグル、マフィンまで、多種多様なパンが並ぶ。

ショーケースに並ぶパンを選ぶスタイル。棚やお皿が店のよい雰囲気をつくる

ショーケースをはさんで店長と話しながら選ぶ時間も楽しい店だ。加えて、G'DAY BAKE.は味だけでなくスタッフの“働き方”も大切にしている。そのことが一番よく表れているのが、お店を12時に開くこと。前日に多少準備をしておいて、当日の朝、じっくりとパンを焼いていくことで、働く人もパンも、よりすこやかになりそう。

このようにしたのはメルボルンでの経験などによるそうだが、事業を長く続けるためにもとてもよいことだと思う。店長が開業に至るまでをnoteに記しているので、気になる人は読んでみるといいかもしれない。

試合開催日に数量限定でつくる「焼きそばパン」


三協フロンテア柏スタジアムで試合が開催される日は、店頭に「焼きそばパン」(350円・税込)が並ぶ。コッペパンにシンプルな焼きそばをサンド。食べ応えもあり、紅生姜がよいアクセントになっている。日立台での観戦のお供に最適だ。

今年は今週末でシーズン終了のため、また来年訪れたい。

焼きそばパンのある日は、店頭に看板が出ている

小麦粉と水のみでおこす自家製酵母で焼いた「サワードゥ」


サワードゥ(ハーフ)。写真はG'DAY BAKE.でハーフをさらに半分にカットしていただいた

G'DAY BAKE.の一番人気は、店長がメルボルンでそのおいしさに開眼した「サワードゥ」(ハーフ480円・税込)。小麦粉と水でおこした自家製酵母をつかったハード系パンで、小麦の甘味の後に酵母由来の酸味をほんのりと感じられる。もちもちで柔らかなクラムを、固めのクラストが包みこんでいて、食事の満足度を上げてくれる。

長くレイソルを追ってきた人なら、サワ(澤昌克)とドゥ(近藤直也)がタッグを組んでる姿をイメージ! 2011年から2013年のレイソル黄金期に思いを馳せながら、このパンを食べたくなりませんか。パンの特徴とは関係ないけど、さらにおいしくなるに違いない(笑)

生地にこだわった「シナモングレーズドクロワッサン」


G'DAY BAKE.はクロワッサンなどデニッシュ生地をつかったパンも得意とする。さまざまな選択肢があるなかで、今回は「シナモングレーズドクロワッサン」(350円・税込)を選んだ。

生地を通常より多い4回折りにして、薄くサクサクの食感に仕上げている。砂糖がけした甘味とシナモンの香りが加わって、うっとりしてしまうおいしさだ。


G'DAY BAKE.


【パン燦燦について】
この企画では、柏レイソルの楽しみ方のひとつとして、ホームタウンである東葛8市のおいしいパンを紹介していきます。この地域のおいしさや楽しさを広げ、新たな交流につながれば最高です。もしおすすめのパン屋さんがありましたら、コメントください。
なお、店内写真などは訪問時に掲載店へ確認をとったうえで撮影しています。


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