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掃除をすることは心を整えること。

前回の投稿「片付けとエコ」の中で「掃除はお金を払うことができればプロの人にやってもらえる」と言いました。

忙しい現代の人は掃除をする時間も惜しかったり、「掃除=面倒くさい」と思っている方が多いと思います。
わたしもそう思っていました。
ロボット掃除機は有難い存在です。
だってロボット掃除機が掃除をしてくれる間に違うことをできますもんね!

そしてクリンネストというお掃除の資格の勉強をした時も「家の中で掃除をしなくてはいけない場所がこんなにあるのか…!」と思いました。
基本的に面倒くさがりなので、
だったら家は小さい方が掃除する場所が少なくて楽だなとか、やっぱり物は少ない方が掃除が楽だなとか、こまめに掃除した方が楽だなとかそんな風に考えていました。

今もこまめに掃除した方が楽とか、物が少ない方が掃除が楽という考えは変わりません。
基本的に面倒くさがりな性格も変わりません。

でも掃除をする理由はいつの間にか昔と変わった気がします。
それは「掃除をすると心がすっきりするから」という単純な理由です。
これは誰かに教えてもらったからとかどこかで勉強したとかそういうのではなくて、ただ手を動かして掃除をしていて気づいたことです。

汚れた状態が嫌だから掃除してるというのもあるんですが、汚れが溜まるとなんか少しモヤモヤしますよね。
わたしはよくモヤモヤした感情をスッキリさせたくて掃除をしています。
モヤモヤしたら片付けしようとか、掃除をしようって思います。
毎日する掃除はルーティンになっていて、歯磨きをしないとなんか気持ち悪いのと同じで、自然とやらないと気持ち悪いなと思うようになりました。
土日はちょっとサボるんですが。

朝の家族との時間でモヤモヤすることがあってもトイレ掃除をすると「あれ?あんなにモヤモヤしていたのにいつの間にか無心で掃除をしていたら忘れてた」なんてことがあって、
軽い瞑想効果というか、ただその場所をきれいにするという掃除に集中することが「ただ今そのことに集中する」ということにつながり、ちょっとマインドフルネスと同じ効果みたいになり、掃除をするとモヤモヤが晴れるんです。
これが毎日気持ちよくてやってるっていう…ちょっとわたし変態ですかね?

でもこれを知ってるのと知らないのとでは大違いで、掃除をすると心がスッキリするって心の底から思っていると、自然と「掃除がしたい」という気持ちになるんです。

それは「掃除をしなくちゃ」と思って掃除をするのとでは全然違うんですよね。
同じことが片付けでも言えて、
散らかった家や物が多い家に住んでいる人は「片付けしなくちゃ」「物を減らさなくちゃ」と思っている人が多いと思います。
そうした方がいいのはそうなんですが、スッキリしたお家に住んでいる方は片付けをするとメリットがあることを知っているから「片付けをしたい」と思っています。

「しなくちゃ」じゃなくて、メリットを知っているから「したい」と思っているんだと思います。
「しなくちゃ」じゃなくて、「したい」に変わると自然と家も片付けたい、掃除したいと思えて実際に行動に移せるってことなんだと実感しています。

なので大変なところの掃除はプロに任せるのもありだけど、そもそも掃除って心のモヤモヤをしずめてくれるとてもいいことなんです。
これを最近よく実感していて、掃除はマインドフルネスと似ているので、ちょっと心を整えたいなって時におすすめです。
家をきれいにするためじゃなくて、自分の心を整えるためと思って掃除するのはどうでしょうか?

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