「万物」という言葉が持つ万物感がマジで好きだと強く主張する。
万物。
バンブツ。
ば ん ぶ つ。
あぁ、なんだろうこの万物感。
「万物」という言葉から漂ってくる万物感がなんとも言えず好きだ。なんとも言えないが「好き」ということだけは言える。
万物の霊長。
万物の根源は水。
万物流転。
万物。
ば ん ぶ つ。
濁音が2つあるのがいいのか。
これが万物と書いて
「まんぶつ」だといただけない。
「ばんぶつ」だから良い。
万物の、全てを包括する感じが好きだ。
森羅万象もいいんだけど、なんか違う。
花鳥風月もいいんだけど、これも違う。
万物。
「万物」の万物感について考えること、思うことをいつか書きたいなぁ、と思っていた。今回ようやくこの記事を書くことで、それを発散できたけど、発展性も終着点も見当たらなかった。
同じような魅力を持つ日本語を思い出そうともしてみたが、万物はデカすぎる。
宇宙とかならいけるか?
うーん、例えば「太陽系」。
太陽系は英語で「ソーラーシステム」といったはずだが、ソーラーシステムを「太陽系」と訳した人のセンス。だれだ太陽系ってつけた人。システムはたしかに「系統」みたいな感じだけど、「今日から太陽系」でいきます、って勇気あるよなぁ。
「太陽系男子」って、もしいたとしたら底抜けに明るくて全部肯定してくれそう。神的な何かも感じちゃう。太陽系男子。
いや待てよ?
この地球の男の子は全て太陽系男子じゃん。
女子は?太陽系女子?
太陽系女子、銀河系女子、天の川系女子、アンドロメダ系女子…。
あと「銀河」という単語が持つ銀河感も捨てがたい。銀河って。金じゃなくて銀ね。え、銀河って英語で「ギャラクシー」じゃないですか。どこの国の人ですか「銀河」って名付けたのは。中国の方ですか。そうなんですか。
「アンドロメダ」のアンドロメダ感もすごい。たぶん神話から取ってるんだろうけど、神話感がやばい。神話感というか、いや、宇宙感だ。アンドロメダ…。これも誰かが決めたんでしょう。「今日からアンドロメダで行きますよ」って。
誰が許可したんだろうか。
「え?アンドロメダで行きたい?」
「はい!アンドロメダで!」
「うーん..まぁ、いいよ」
「ヤッターーーー!!!」
こう言った人がいるわけでしょう。
不思議だぁ。
マジでこの記事はいたずらにみなさんの時間を浪費するだけの記事になってしまった。万物って凄いなぁ。いや、宇宙ってすごいなぁ。