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勲章について

こんにちは、ぱんだごろごろです。

先日、知り合いの知り合いが、勲章をもらった、と言っていました。

春の叙勲(昭和の日(4月29日)に授与)でもらったのですね。
おめでとうございます。

ところで、何という勲章ですか?

いえいえ、勲章に詳しいなんてことは全くないんです。
勲章と褒章の違いすらよくわからないくらいですから。

えへへ、私が大好きな大沢在昌がもらったのは、「紫綬褒章」でしたよね。
「学術や芸術、スポーツの分野」で活躍した人が対象のものが「紫綬」です。

町内会のおじいちゃんがもらったとご自慢なのは、「藍綬褒章」でした。
「藍綬」は、「社会福祉・公益の分野」なのですね。
おじいちゃん、何十年も、消防団長をしていましたから。

「褒章」とは、「特定の分野で優れた功績を収めた民間人に授与される」ものなのですね。

なるほど。

それに対して、「勲章」は、「国家・社会に長年、多大なる貢献をしてきた人に授与される」と。


勲章
と言えば、
天皇陛下が、正式な場で、首飾りみたいな形の勲章を付けているでしょう。
あれは・・・?


大勲位菊花章頸飾


ああ、大勲位菊花章頸飾だいくんいきっかしょうけいしょくというのですね。
「頸飾」の「頸」は、首ですから、首の飾りで、「首飾り」と。

天皇や皇族以外で、この最高位の勲章をもらったのは、
ああ、やはり、総理大臣を長く務めた方たちですね。
吉田茂氏、佐藤栄作氏、中曽根康弘氏、安倍さんも。
亡くなったあとに追贈されたのですね。

この次には、大勲位菊花大綬章桐花大綬章と続きますが、もらうのは、総理大臣経験者や衆議院・参議院の議長、最高裁判所長官を務めた方などで、一般の人たちには、あまり縁がないですね。

これに続くのが、「旭日章」「瑞宝章」です。
上から、功績の高い順に、6つの種類があります。

①旭日大綬章瑞宝大綬章
②旭日重光章
瑞宝重光章
③旭日中綬章
瑞宝中綬章
④旭日小綬章
瑞宝小綬章
⑤旭日双光章
瑞宝双光章
旭日単光章瑞宝単光章

旭日章(きょくじつしょう)」は民間の分野で力を尽くした方、大企業の経営者などに贈られます。

一方、「瑞宝章(ずいほうしょう)」は公務員だった方、国会議員、裁判官、大学の学長などに授与されます。


さあ、そろそろ教えてくださいよ。
このうちの、何という勲章だったのですか?

ああ、「瑞宝中綬章」だったのですね。
おめでとうございます。
え、大したことない、ですって?
70歳になったら、誰でももらえる?
またまた、そんなことおっしゃって。

「瑞宝章」ということは、公務員でいらしたのですね。
長い間、国のため、社会のために尽くして下さったのですもの。
栄誉をお受けになるのは、当然のことでしょう。
よろしゅうございましたね。


瑞宝中綬章

あらあら、各方面からお祝いをもらって、お返しが大変だなんて、嬉しい悲鳴ですね。

この度は、まことにおめでとうございました。
どうぞこれからも、お幸せにお過ごしくださいね。

えっと、今度、勲章、見せて頂いてもいいですか?
わぁ、うれしい!
ありがとうございます!
では、その日を楽しみにしております。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
皆様の中にも、ご本人だけでなく、ご家族やご親戚が勲章や褒章を授与された方がいらっしゃるでしょうね。
おめでとうございます😊





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ぱんだごろごろ
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