子どもへの勉強の教え方と、noteの記事の書き方には、共通点があったという話
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、ぱんだが、お子さんへ勉強を教えるときに、親御さんに注意して欲しい点を語ります。
*ちなみに、ぱんだは、以前、高校で教員をしておりました。私自身もそうですが、子ども二人も、私立の中学受験を経験しております。
そして、この注意点は、noteの記事の書き方に迷っている方にも、使えるので、学校に通っているお子さんのいないあなたは、前半は飛ばして、後半からお読みください。
▼中学受験を控えたお子さまのいるお父さま、お母さま
▼小・中学校に通うお子さまで、塾に行っていない方のご両親
▼noteの記事を、自分なりに工夫して、読む人のためになるように書いているのに、スキもPV数も増えない、という方
まず、結論です。
お子様に、勉強でわからない点をたずねられた時は、
子どもに訊かれたことだけを答えましょう
「当たり前でしょう」とか、「そうしています」という、お父さま、お母さま、
本当にそうですか?
余分なことを言っていませんか?
お子さまが、「『○○の変』が起こったのは、どうしてだっけ?」
とたずねてきたら、
「△△と◇◇が、権力争いをしたからよ」
とだけ、答えてください。
「その背景として、当時の時代状況が、」
とか、
「その結果、▼▼が権力を握ることになって、◇◇が、」
などと、訊かれてもいないことまでしゃべっていませんか?
あなたが、
「子どもがしてきた質問にだけ答えていては、勉強を教えることにならないのでは?」
とか、
「せっかく質問してくれたんだから、私の知っていることを全部教えて、子どもの理解を助けたい」
とか、
「やる気になってくれた今、ライバルに差を付けるチャンス、しっかり説明して、子どもが二度と忘れないようにしてあげよう」
などと思って、訊かれたこと以外のものを答えた場合、
残念ですが、親心が仇になります。
お子さんは、訊いたことに対する答えの部分しか、聞いていませんし、
それ以外の説明をするあなたを、
「うっとうしい」
と思っています。
「そんなことまで、訊いていない」
というのが、お子さんの本音です。
さらに言えば、
「訊かれたことにだけ答えてくれればいいのに、どうしてうちのお母さん(お父さん)はそれができないんだろう?」
と思っているのです。
そして、そんなことが何度か続くと、
「もう、お母さんやお父さんには、勉強のことを訊くのはやめよう」
となるのです。
その結果、自分ひとりの力で勉強が進められるようになれば、それはとても素晴らしいことです。
しかし、実際問題として、中学受験をしようというのは、まだ小学生のお子さまです。
中学生でも、自分ひとりで、家庭学習を手抜かりなく進めるのは、むずかしいものです。
難関校の受験に挑戦しようという、小学生にとって、親御さんの手助けは、なくてはならないものなのです。
では、お子さまに嫌がられることなく、勉強を教えるには、どうすればいいのでしょう?
その答えが、
子どもに訊かれたことだけを答えましょう
です。
子どもが親を頼るのは、自分が考えたり、調べたりするよりも、親に訊いた方が、手っ取り早く答えが手に入るからです。
参考書を調べたり、学校や塾の先生に訊いたりするよりも、今そこにいる、親のあなたを頼ってくれたのですから、期待にこたえてあげましょう。
よけいなことは言わず、質問には、ピンポイントで回答するのです。
そうすれば、疑問のとけたお子さまは、ただちに次のステップ(問題)に進めます。
勉強のリズムを、途切らせることなく、続けられるのです。
相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。
そして、それは、子どもに勉強を教える時だけではなく、noteの記事を書くときにも応用できる真実なのです。
noteの記事を書くときには、ひとつのことだけを書きましょう
よく言われますよね、
ひとつの記事に、ひとつのテーマだけ書くこと、
と。
頭では、理解して、わかっているはずなのに、
ついやってしまうんです。
あれも書きたい、これも知っておいた方が読む人のためになるんじゃないか、
と、あれこれ書き加えてしまうことが。
なまじ、得意な分野で、知識も多かったりすると、
ひけらかすつもりなんて、これっぽっちもなくても、
これもあれも、書いておいた方が、
読者にとって、親切なのではないか、
と、どんどん細かいことまで書いていって、
さて、どうなるか、と言うと、
読者様は、
「こんなこと、誰も訊いてないし」
と、読むのをやめてしまう・・・。
悲劇ですよね。
良かれ、と思ってしたことが、とんだ裏目に。
これは、前半に書いた、子どもへの勉強の教え方と、まったく同じパターンなのです。
つまり、あなたは、子どもの求めているもの=質問への答え、だけを子どもに与えようとはせず、
あなたが与えたいもの=もっと深い知識=子どもにとってはいらないもの
を、与えようとしたから、子どもにいやがられたのです。
相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。
つまり、読者様が知りたいと思っていることだけに絞って、記事を書けばいいのです。
もっともっと、読者様にお知らせしたいとあなたが思うことは、読者様にとっては、枝葉であって、そう重要なものではないのです。
読者様が、重要だと思うことに、テーマを絞って、シンプルに、わかりやすく、解決法を届けましょう。
まとめます。
相手には、あなたではなく、相手が求めているものを、与えましょう。
子どもに勉強を教える時には、
子どもに訊かれたことだけを答えましょう。
良かれと思って、それ以外のことを教えようとするあなたを、子どもはいやがります。
なぜって、子どもが知りたいのは、質問の答えであって、あなたのしたがる説明ではないからです。
同じように、noteの記事を書くときには、読者の悩みを解決する答えだけを書きましょう。
解決したあとの生き方や、その悩みから派生するもろもろへの心構えなど、色々書きたい、読者様にお知らせしたいことは、たくさんあるでしょうが、そこはぐっとがまんです。
一つの記事には、ひとつのテーマだけ。
もっと書きたい、お知らせしたいことは、別の新しい記事で書けばいいのです。
偉そうなことを書いてきましたが、これらは、すべて、私ぱんだが、長い人生の失敗から得た教訓をもとにしたものです。
これからの若い方たちの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
あなたのスキ、コメント、フォローに、心より感謝いたします。