徳川喜和子様のブレスレット(追記あり)
大好きなブレスレット
こんにちは、ぱんだごろごろです。
あなたは、アクセサリーの中では、何が一番お好きですか?
顔周りがぱっと明るくなる、ピアスやイヤリング、毎日のようにつけているネックレス、つける指ごとにニュアンスが変わるリング・・・。
様々なものがありますが、ぱんだが指環と並んで大好きなのが、ブレスレットです。
バングルタイプも、チェーンタイプも、どちらも好き。
お守り代わりにつける、チャームがたくさんついたタイプも、可愛いですよね。
以前は、旅先で買った、エルメスの細いバングルを使っていたのですが、年齢とともに、手首を通らなくなってしまい、やむなくお別れすることに。
ここ数年は、夏に、紐で長さを調節出来る、プルメリアモチーフのハワイアンブレスレットを、同じプルメリアのピンキーリングに合わせてつけるのが定番になっていました。
でも、夏だけではなしに、七分袖のワンピースや、スーツの時にも、ブレスレットをつけてみたい。
私のブレスレット熱が再燃し始めたのです。
ウエダジュエラーさんへ
そんな時、私が頼りにするのが、このブログにもたびたび登場している「ウエダジュエラー」さん。
早速、お店を訪れて、良いブレスレットがないか、ご相談することにしました。
何点か見せて頂いたのですが、なかなかイメージ通りのものが見つかりません。
こういう時は、ベテランの担当さんのお知恵を借りるのが一番です。
しばらくしてから、担当さんからメールがあり、素材の写真も添付した上で、二連用のクラスプが、永く使える良いものがなかなか見つからないこと、見つかっても、価格が相当高くなって、予算を超えてしまうこと、などのご説明がありました。
この結果、最初の私のイメージからは、変化したものの、一連で、グレーのバロックパールとゴールドのボールを配した、とても素敵でエレガントなブレスレットを作っていただけることになりました。
このブレスレットが出来上がって、初めて腕に着けたときの嬉しさは今でも覚えています。
何度も見ているうちに、あまりに美しいので、「これと同じもので、ネックレスは出来ますか?」とお尋ねしていました。
パールもゴールドもまだあるので大丈夫、ということで、おそろいで作って頂きました。
憧れの「徳川喜和子様のブレスレット」
さて、そんなぱんだごろごろには、憧れのブレスレットがあります。
それは、タイトルにもある、徳川喜和子様のブレスレット。
銀の平戸細工で出来ていて 、ほどよい厚みに、繊細な柄模様がすばらしいものです。
*上の写真:ウエダジュエラーのホームページより
私の理想とも言える、このブレスレットが、ウエダジュエラーさんの製作されたものなのです。
詳しいことは、ウエダジュエラーさんのホームページ内の「コラムvol.3」で読むことができます。
大正から昭和初期にかけては、ウエダジュエラーさんは、銀製品(コーヒーセット、ナイフ・フォークのセットなど)を主力としていらしたそうです。
今の、宝石商としての、ウエダジュエラーさんしか知らない年代の方達にとっては、意外ですよね。
でも、ティーセットなどと違って、同じ銀でも、銀線の平戸細工のブレスレットは、それを着けたであろう、華やかな女性の人生を思って、想像力をかき立てられます。
徳川喜和子様~徳川慶喜の孫
徳川喜和子様は、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜の孫に当たります。
こう書けば、お気付きの方もいらっしゃるかも知れません。
【徳川家の姫君のお人形~「徳川慶喜家の子ども部屋」】の記事でご紹介した、「徳川慶喜家の子ども部屋」の著者、榊原喜佐子さんの従姉妹になるのです。
さらに、高松宮殿下(昭和天皇の弟、今上天皇の大叔父)の妃殿下、喜久子様とも従姉妹に当たることになり、お年は喜久子様より、一つ上ですね。
喜佐子さんのご本の中でも、喜和子様は、おしゃれな乗馬姿が有名で、よく雑誌などにも紹介されていた、と書かれています。
そういう女性が愛用されていたブレスレット、どんな服装の時にお使いになったのかしらなどと、興味は尽きません。
まったく同じものでなくてもいいので、喜和子様のブレスレットを思わせる腕輪を、ウエダジュエラーのデザイナーさんと職人さんとで作って下さらないでしょうか?
ぱんだの夢は広がるのでした。
まとめます。
アクセサリーの中で、ブレスレットは、どこか特別感がありますよね。
それは、ネックレスや指環、ピアスやイヤリングほど、着けている人が多くないからかもしれません。
今回は、高松宮妃喜久子様の従姉妹に当たる女性、徳川喜和子様のブレスレットをご紹介しました。
追記:この記事を公開後、ウエダジュエラー社長の植田友宏様から、インスタグラムに返信を頂きましたので、ご紹介します。
植田様、御返答をありがとうございました。
(2021/04/04 ぱんだごろごろ記)