福毛(宝毛)とは何か?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
皆様、福毛とか、宝毛とか、聞いたことがありますか?
私は、今回初めて聞いたのですが・・・。
なぜ、この馴染みのない言葉を知るに至ったのか、まずはそこからお話ししますね。
私は、朝、お化粧をする時、日焼け止めを塗って、リキッドファンデーションを塗って、パウダーを付けた後に、眉毛のブラッシングと言うか、眉毛を梳かすのですが、ここ数ヶ月、奇妙なことに気付いていました。
私の右側の眉毛の中に、一本だけ、異様に長い眉毛があるのです。
ふつう、眉毛と言えば、1本が長くてせいぜい1センチくらいのもの、
それがゆうに2センチ以上あるのです。
眉毛を梳かしていると、その眉毛だけが全体からはみ出してきて、とってもヘンなのです。
切るか抜くかしようかな、と思いながらも、朝の忙しさにまぎれて、ついつい、そのままにしてしまっていました。
ある休日の朝、またいつものように眉毛を梳かすと、長い眉毛がびよーんと飛び出してきました。
明らかに変な存在です。
顔の中に、変な存在がある。
そんなこと、放っておいてよいものでしょうか。
いや、よくはあるまい。
私は、とうとうこの長い眉毛を抜く決心をしました。
資生堂製の優秀な毛抜きを手に取って、
しかし、その土壇場で、またしても私の心の中に、迷いが生じたのです。
これまで一緒に、人生を共に過ごしてきたこの眉毛を、こんなに簡単に抜いてしまってもいいものだろうか。
せめて、人並み以上に長い眉毛には、何か意味があるのかもしれないと、疑って、調べてみた方がいいのではあるまいか。
そうささやく心の声に従って、私は
「眉毛 長い」
という言葉で、検索をかけてみたのです。
その結果、出てきたのが、この、
福毛(ふくげ)・宝毛(たからげ)
です。
このような、特異な毛が現れる原因としては、
などの諸説があるようです。
そして、福毛(宝毛)と言われる、おめでたいイメージの元になったのが、
白毫(びゃくごう)です。
白毫とは、仏様の眉間にあるという白い巻き毛のことです。
よく仏像などで、仏様の眉間の少し上に珠(水晶など)が埋め込まれていますね。
あれのことです。
あれは実は、毛だったのです。
あの毛は、右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされています。
しかも、あそこから光を放つのです。
世界を照らす光を放つ白毫、すごいですね。
その白毫をイメージさせるものが、福毛(宝毛)なのですから、何とも縁起が良いではありませんか。
福毛は、人間の身体の色々な場所に生えています。
そして、生える場所によって、それぞれ意味があるのだそうです。
私のように、眉毛に生えている福毛は、以下のように、金運に恵まれているしるしとされています。
「わーい、やった~!」と喜ぶ私。
しかし、・・・。
よくよく読むと、そもそも福毛(宝毛)とは、
白い毛、もしくは透明、あるいは金色の毛
とあるではありませんか。
私の眉毛に生えている福毛は、黒い毛でした。
そして、
黒い毛の場合、それは、福毛(宝毛)ではなく、
ムダ毛
なのだそうです。
・・・・・・・・・・・・。
今しばらく、この、私の眉毛にある、苦楽を共にしてきた長い毛と、
一緒に生きて行こうかと思っています。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
今日は、寒い日でした。
明日は、暖かくなるといいですね。