ひかるんさんと、トランスジェンダーを考える
こんにちは、ぱんだごろごろです。
ひかるんさんのkindle本
『ジェンダーレス時代到来! 戸籍を変えたトランスジェンダーが語る人生戦略』を読んだのは、
ひかるんさんの語る、「LGBTQ(lesbian, gay, bisexual, transgender, questioning)」の「Q」を、私が知らなかったからです。
この記事のコメント欄で、そのことについて、ひかるんさんとやり取りをした後、kindle本を読みました。
ぱんだごろごろ 2021/07/23 09:13
ひかるんさん、
Qのことは知らなかったので、勉強になりました。
ちょっと知ったつもりになっても、まだまだだなあ、と痛感しております。
それぞれの反対語を考えると、見えてくるものがありますね。🐼🌱
ひかるん🌈ALLY(アライ)を広める人 2021/07/23 09:31
ぱんだごろごろさん、
Qは割と最近追加されました。
LGBTAとか、
LGBTsとか、
性の多様性は広がるばかりなのです🌈
性はグラデーション。
十人十色でございます✨
「Q」=クエスチョニング:
自分の性自認や性指向が定まっていない、もしくは意図的に定めていない人
というのが、その概念です。
ひかるんさんの本を読んで、もっと勉強しよう、と思いました。
その結果、
セクシャルマイノリティを理解するためには、次の4要素を理解することが大切だとわかりました。
①肉体の性
②性自認
③性的指向(どの性に魅力を感じるか)
④性表現(自分をどう表現したいか。服装や言葉遣いなど)
ひかるんさんの本には、それだけではなく、
自身の生い立ちや、
自分の性自認をめぐる、子どもの頃からの葛藤が描かれていました。
カミングアウトは容易ではありませんし、
したからと言って、誰もが理解してくれる訳でもありません。
長い時間をかけて、性別訂正が終わり、
せっかくセカンド・バースデーを迎えたのに、
ひかるんさんはうつ病になってしまいます。
メンター(人生の師)との出会いと、その励まし。
やがて、ひかるんさんは、子供のいる女性と出会い、結婚します。
その子供たちからの質問をきっかけに、
トランスジェンダーとしての情報発信をやり始めたところで、離婚。
激動の人生ですが、ひかるんさんはへこたれません。
ALLY(アライ)=LGBTQを積極的に理解し、寄り添って、味方になる人のこと
を増やす活動をしていらっしゃいます。
読み終わった私は、以下のようなレビューを書きました。
このレビューは、自戒を込めて書いたものです。
どうしても、人間というものは、自分の乏しい経験に引きつけて、物事を考えてしまう、
自分の知っている人がこうだから、多分あの人もそうだろう、
などと、安易に判断を下してしまうのです。
これからは、相手がどんなひとでも、
まず、相手の話を傾聴し、理解することを第一に始めたいと思います。
トランスジェンダーについて考える
私が現実に知っているトランスジェンダーは、ひかるんさんだけです。
多分、私が気が付いていなかっただけで、
今まで出会ってきた人たちの中にも、トランスジェンダーのひとはいたのでしょうが、
私がぼんやり者だった、ということなのでしょう。
そこで、今まで読んだ小説や漫画の中から、トランスジェンダーではないか、と思われる登場人物を挙げてみます。
▼真田 大輔(さなだ だいすけ)
登場作品:『プリンセス・トヨトミ』(万城目学著・文藝春秋社)
①肉体の性:男性(中学二年生)
②性自認:女性
③性的指向:たぶん女性(男性が恋愛対象ではない)
④性表現:男物の服装に抵抗を感じ、セーラー服で登校する。
▼二鳥修一(にとり しゅういち)
登場作品:『放浪息子』(志村貴子著・エンターブレイン社)
①肉体の性:男性(小学生~高校生)
②性自認:女性(女の子になりたい)
③性的指向:女性(女の子と付き合う)
④性表現:たびたび女装し、セーラー服で登校したこともある。
▼大空ひばり(おおぞらひばり)
登場作品:『ストップ!! ひばりくん!』( 江口寿史著・集英社)
①肉体の性:男性(高校生)
②性自認:男性(自分が男だという自覚はある)
③性的指向:不明。耕作にちょっかいを出すが、本気かどうかわからないため。まわりの男性からは、女性と思い込まれた上でモテモテである。
④性表現:学校では、女性として通しているため、常に女装している。
映画「リリーのすべて」は、妻のある男性が、ある日、女性としての自分に目覚め、最終的には、世界で初の性別適合手術を受けることになる、というストーリーで、実話を元にしています。
この主人公、リリー(画家、アイナー・ヴェイナー)は、まさしくトランスジェンダーでしょう。
まとめます。
ひかるんさんの記事や、kindle本から、
LGBTQ(lesbian, gay, bisexual, transgender, questioning)
について、学んでいます。
いずれは、ALLYの心構えについても、しっかり身に付けて、
自分の先入観や、見えない偏見を打ち破りたいと思っています。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
ひかるんさんは、同じサークル仲間(ないと倶楽部)です。
お互いに励まし合って、活動していけたらいいな、と思っています。
あなたのスキ、コメント、フォローに、心より感謝いたします。