女性の賞味期限とは?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
由美かおるの賞味期限
昔、TV番組の時代劇、「水戸黄門」で、
女忍者 お銀の入浴シーンになると、おじいちゃんが喜んで見る、という
読者からの投稿が、
何かの雑誌に載っていました。
そして、それに対するコメントとして、
『由美かおるの賞味期限って、長いんですねぇ』
という、評言が載っていたのですが、
これほど「言い得て妙」なコメントを、私は他に知りません。
言うまでもなく、由美かおるとは、「水戸黄門」で、「かげろうお銀」役を演じた女優さんの名です。
呼吸法やバレエ、合気道などを特技とするだけあって、スタイル抜群、何年経ってもスリーサイズが変わらない、言わば「老けない」女優さんです。
「かげろうお銀」は、「水戸黄門」のシリーズ第16部(1986年放映)から第28部(2000年放映)まで登場し、
その後も、「疾風のお娟(はやてのおえん)」として再登場し、お銀とほぼ同じ役回りを41部(2010年放映)まで演じていますから、
約24年間にわたって、その入浴シーンで、視聴者を喜ばせてきた、ということになるわけです。
(初期から入浴シーンがあったかどうかは、さだかではありません)
1950年生まれとのことですから、「水戸黄門」初登場時には、36才、
それで、悪代官さまから、「この小娘が」などと言われていたわけですから、驚異の若さです。
50才になっても、妖艶なくノ一の役を演じ続けて、還暦まで、
世のおじいちゃんたちの夢と希望であり続けたとは、
何と素晴らしいことでしょうか。
先ほどの、『由美かおるの賞味期限って、長いんですねぇ』という
コメントの適切さがわかろうというものではありませんか。
オンナの賞味期限は自分でつくれる♡ 柴崎マイさん
さて、今日、この「かげろうお銀」の、由美かおるさんのことを思い出したのは、
柴崎マイさんの、以下の記事を読んだからです。
以下、引用です。
ですが、日本の女性は“オンナの消費期限”を自分で決めてしまう人も少なくありません。勝手に、自分でオンナとして対象から外れていると思い込んでいるのです。
「アラフォーになったらもうおばさん」
「ママでオンナを出すなんて変」
という従来の価値観を、呪文のように植え付けるのは、自分で消費期限を決めてしまっていることと変わりません。
消費期限を決めてしまっては、食べる期限を終えたら捨てられてしまう存在になってしまいます!
でも、と、柴崎マイさんは語ります。
女性の“おいしい期限”は自分でコントロールできるし、設定できるのです!
是が非でも食べてみたいと思わせる「おいしそうな女」には何歳からでもなれます!
何て素敵なのでしょう。
あの、由美かおるの「かげろうお銀」のように、いつまでたっても、賞味期限内の女性になる、
みずから腐っていくのではなく、
ちゃんと食べることのできる存在になる、
(食べてもお腹をこわさない存在になる)
しかも、食べて美味しい存在に、
何歳からでもなれる、と言うのです。
この、「おいしそうな女」というのは、今の柴崎マイさんの、キーワードでもあります。
何ともそそられるではありませんか。
そして、以前、私が書きました、以下の記事。
「(前略)うちとけた村の連中のあいだでは、リカは残りの色香をもてはやされているのかもしれない。」
*「悪魔の手毬唄」横溝正史作 角川文庫(角川書店)
この「残りの色香」という言葉が、素晴らしいですね。
いくつになっても、女は女、五十近くになっても、女性として見てくれる「連中」がいるなんて、何て素敵なことでしょう。
もう年だから、なんて言わず、もてはやしてくれる人達のために、綺麗にしていよう、という意欲が湧くではありませんか。
おじいさんになった、元悪ガキたちから、おばあさんになっても、「マドンナ」と崇められる女性を彷彿とさせます。
自分で書いておいて、何ですが、この「色香」という言葉は本当にいいですね。
女性の皆さん、
ぜひとも、あなたのその色香を大切にして、目減りしないよう、
もし減ったときには、すぐさま盛り返して、増やすようにして、
世の男性陣を、喜ばせてあげようではありませんか。
そして、もちろん、男性の皆さんも、お年を召したら、清潔第一、
物腰も、横柄なのはだめですよ、
ぜひとも男の色香で、私たちを酔わせてくださいませね。
まとめます。
女性の賞味期限は、ご自身の気の持ちよう一つで変わります。
実例として、
「かげろうお銀」として、入浴シーンで、世の男性をとりこにした由美かおるさん、
女性の賞味期限は、女性自身で決められると説く、柴崎マイさんの記事を
ご紹介しました。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
由美かおるさん、覚えていらっしゃいますか?
それとも、初めてお知りになりましたか?
私、ぱんだごろごろは、映画「エスパイ」での、彼女の妖艶な演技が忘れられません。
もし機会があれば、一度ご覧になって下さいね。
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