「全裸」問題に決着を付ける
こんにちは、ぱんだごろごろです。
どうも胸の中で、もやもやするものがありますので、
前回の話題を引きずることを、お許し下さいませ。
前回の、この記事では、
3児のパパさんの企画、「#自分こそ可愛い」の結果発表が行われ、
私は、
Norikoさん、みおいちさんと共に、
「濃いレディー」認定を受けました、
というご報告をしました。
その後、
コメント欄でなごやかな会話を交わした
私たち三人は、
「ゴリゴリ仲間」として、今後も交流を深めよう(大意)、
というお約束をしたのですが、
何かが気になるんですね。
何か、引っかかる。
色々考えた結果、
これじゃないかと思い付いたのが、
「全裸で公共」
このフレーズです。
全裸で公共、意外とたくさんいらっしゃるんですね😆
これは、みおいちさんの、抱腹絶倒記事である、
のコメント欄に、みおいちさんご自身が書き込まれた文章です。
皆さん、
このみおいちさんのお言葉を、どうお思いになりますか?
「全裸で公共」
・・・ないだろ、普通、
と、こう思う私は変ですか?
いや、むしろ、
私が普通で、みおいちさんの方が、変ですよね。
何だか、私は、みおいちさんのお言葉に、どこか反発するものを感じてしまったんですね。
今思えば、その反発の正体が判ります。
それはね、「嫉妬」でした。
溢れんばかりの、みおいちさんの「変」さ。
しかも、みおいちさんの「変」さは、妙に艶やかで色っぽくて、しかも品がある。
つまり、私の大好物なわけです。
私は、長年、「ただの変なヤツ」として生きてきたのに、
みおいちさんは、「色っぽい変な和服美人」として生きている――。
そこに、抑えきれない嫉妬が首をもたげたのでした。
そして、それを認めたくないがゆえに、
「私は普通! みおいちさんが変☆」
と、決めつけようとしたのです。
いや、別に、私が決めつけなくても、
みおいちさんは十分に【変】でいらっしゃるのですが
(褒めてます)。
そして、私は、コメント欄に、
ちなみに、私は、公共の場での全裸はありませんね。
と、思いっきり、みおいちさんに対抗するようなことを、
書き込んでしまったのです。
書いた時には、淡々とした事実を書いただけのつもりでしたが、
今思うと、
「全裸で公共」経験がない、ということは、
私にとって、
①みおいちワールドに入れない(くやしい、残念、憧れとうらはらの嫉妬)
②でも、自分は普通(安心だけど、常識的で、平凡で、つまらない)
という、二つを意味していたのです。
「ゴリゴリ仲間」三人のうちのお一人、
Norikoさんの「可愛い記事」の中に、
あれはまだ水も弾く20歳の頃。
先輩に連れて行ってもらった温泉♨️
初めて岩盤浴なるものを体験しましたが
早々にダウン💦
1人先に上がる事にしました。
脱衣所までふらふらと歩いたのは覚えてますが、その後の記憶が吹っ飛んでいます。
気が付いたら、
脱衣所の扇風機の前に、全裸で大の字に寝かされていたそうです。
20歳でちょっとした大勢に真っ裸晒し
という一節がありました。
えっ、Norikoさんも、「全裸」!
いや、この場合、場所は脱衣所、
全裸でいてもおかしくないロケーションです。
だが、しかし、
「ゴリゴリ仲間」のお二人とも、
「全裸」を経験していらっしゃるのに、
私だけないなんて、
なんだか、
・・・もちろん、私は平凡に常識的な人生を生きてきたけれど、
なんだか、
・・・それで十分幸せで、恵まれた人生だったとは思うけれど、
仲間はずれにされたような気がしたのです。
いや、それはね、「全裸仲間」なんて、変ですよ。
そんな仲間が必要か? と訊かれたら、
不要だと答えるでしょう。
でもでもね、
何だか、もやもやしたのですね。
それで、
私が何をしたかと言うと、
自分に、「全裸(で公共)」経験が、本当になかったのか、
記憶をたどる旅に出たのです。
旅先は、
▼ハワイのオアフ島、ホノルル
この土地に、記憶に引っかかるものがあったのです。
数年前、母娘二人で行った、ハワイ旅行。
朝、目覚ましなしで、自然に起きて、娘を起こさないように、
静かに、お風呂に入ります。
そっとお風呂場から出て、ガウンをはおり、髪を拭きながら部屋へ戻ると、娘は起きていて、自分もシャワーを浴びてくる、と言いました。
バスルームへ向かう娘と入れ替わり、私は、
カーテンを開き、ガラス戸をあけて、ベランダへ出ました。
まだちょっと暗いホノルルの朝、
歩く人の姿はまばらで、
ホテルの真下の道路を、トラックが走り過ぎて行きます。
外国にいる、という開放感で、
私は思い切りのびをしました。
ガウンのひもがほどけて、
するするっと、滑り落ちていきました。
気がつくと、ガウン本体もベランダの床に落ちていました。
あれ?
下に何も着ていなかったのは、
多分、娘を起こさないように、
着替えを入れた引き出しを、開け閉めするのを避けたからだと思います。
ええっと、
誰とも、目も合ってないし(高層階だったため)、
地上を歩く人からは、私の姿は見えないはず。
万一、誰かに見られたところで、損をするのは見た方だもんね、
と開き直りました。
しかし、娘にばれると怒られるので、
すぐに室内に舞い戻り、
アンダーウェアを身につけ、リゾート用のワンピースを着ました。
なぜ、この記憶を封印していたのか、
よく覚えていませんが、
見られていなかったからいいだろう、と思ったためではないでしょうか。
それと、ホテルの部屋のベランダ、という場所のせいもあったと思います。
各部屋についているベランダは、公共の場とは言いにくいのでは。
全裸でベランダの手すりにもたれかかって、手でも振っていたら問題でしょうが、
私の場合は、ベランダに出たところで、のびをしていただけなのですから。
記憶をひもといてみたら、
私にも、全裸体験っぽいものがあったことがわかりました。
これで、私も晴れて、「ゴリゴリ仲間」の一人として、胸を張れます。
ああ、よかった!
みおいちさん、Norikoさん、
これからもよろしくお願いいたします。
前回ほどではなかったものの、また「変な」話を書いてしまいました。
今日も、最後までお付き合いくださったあなたに、
心からの感謝をささげます。
読んで下さって、ありがとうございました。
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