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両親の三回忌法要
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今週の日曜日、母の日でもある5月8日に、亡き両親の三回忌法要が執り行われました。
お寺は、JRの駅で降りてから、バスに数十分乗って行く、少し遠いところなので、
(そういう土地ですから、お寺を建立できるような、広い地所が確保できたのでしょうが)
夫が車で行こうと言い出しました。
片道1時間半のドライブです。
10時から法要が始まるため、8時には家を出ました。
道は、思ったよりも空いていて、余裕をもって、お寺に到着。
しばらくしてから、これも車でやって来た、兄一家と合流しました。
葬儀のときの家族葬から始まって、
今回の三回忌も、家族だけの法要ですが、
ここ別院の貫主さまがお経をあげてくださって、
無事、両親の法要を済ませることができました。
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ご存知のように、仏教の法要は、亡くなってからの月日がまだ浅いときに行われるものほど、重みが大きく、
お葬式がいちばん重要な儀式であるのは、論を俟たないところですが、
その後も、四十九日、百か日と法要は続き、
やがて、一年後の一周忌と
その翌年に行われる三回忌とで、いちおうのクライマックスに至るのです。
亡くなってから七日目、「初七日」は、故人が、三途の川のほとりにたどり着く日のことです。
▼赤ちゃんの命名・披露の日は、「お七夜」です。くれぐれも間違えないようにしましょう。
この後、七日ごとにおまいりをします。
遺族は、故人のことを偲んで、七日ごとに、遺影や位牌(まだ白木のままです)の前に、花を飾り、お灯明をあげて、手を合わせるのです。
七かける五の、三十五日は、故人が、閻魔大王さまのお裁きを受ける日です。
この日は、特に大事な日ですから、遺族は熱心におまいりして、故人を応援します。
万が一、閻魔様が、「こんな悪人は、地獄行きじゃ」とおっしゃったとしても、何とかその判定をくつがえして、無事に極楽へ行かせてもらえるよう、
盛大におまいりするのです。
「この人は、閻魔様のお目には、ろくでもないやつに見えるかも知れませんが、本当はそこまで悪い人間ではなく、良いところもある人だったのですよ、その証拠に、残された家族は、みんな故人のためにおまいりしていますよ」
と、アピールするわけですね。
七かける七で、四十九日には、お裁きが終わります。
この日に、バックアップを務める遺族のおまいりの気持ちと、僧侶が上げるお経により、故人は無事成仏し、極楽へと行けるようになるわけです。
ところが、中には、地獄や畜生に落ちてしまう人もいます。
六道という言葉は、よく耳にされると思います。
▼天道
▼人道
▼修羅道
▼畜生道
▼餓鬼道
▼地獄道
この中で、一番いいのは、もちろん「天道」ですね。
百か日と一周忌と三回忌、
この三回の法要は、実は、修羅道や餓鬼道に行くように、お裁きが下ってしまった故人を救い上げる、大きなチャンスなのです。
天道や人道に決まった人も、
天道の人は、さらに上の、浄土に行けるよう、
人道の人は天道に行けるよう、
遺族は、こぞって後押しをするのですね。
ですから、遺族は、皆、三回忌までは、必ず法要を営み、
少しでも故人が、あちらの世で楽しく暮らせるように、おまいりを続けるのです。
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ということで、すべてお寺で伺ったことの受け売りですが、
私の両親も、無事に極楽浄土に行けたものと考え、
母の日の三回忌法要は、終了しました。
午前中に終わりましたが、今回も時世がら、お斎はなしとのことで、
兄一家と別れ、帰宅途中で昼食にしよう、ということになりました。
鎌倉市内に入り、色々心あたりのあるお店を回ってみましたが、
さすがに大型連休最後の日曜日にして、母の日です、
いずこも予約で満席、
そこで、以前、あじさいを見に行ったときに寄った、山の上のティールームのことを思い出しました。
あの時同様、うぐいすが鳴いていました。
駐車場に空きがありました。
ラッキー!
さっそく、車を止めて、店内へと向かう、テラスの階段をおります。
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テラス席は、ペット連れの人たちで、にぎわっていました。
店内に入り、オーダーをします。
私と夫は、アフタヌーンティー・セットを、息子はキッシュ・プレートを。
法要の後のお斎にしては、ちょっと変わっていますが、
うぐいすの声を聴きながら、緑あふれる景色を見ながらの食事は、美味しく満ち足りた気分になれるものでした。
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家に帰り着いたところ、娘から宅配便が届いていました。
母の日のソープフラワーでした。
娘は用事のため、三回忌法要に出席できなかったのですが、
母の日のお祝いを用意してくれていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1652184589762-sKtmCWFPFM.jpg?width=1200)
朝早くから、夫と息子と三人で、一日がかりでしたが、
大切な法要も無事に済んで、充実した一日になりました。
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今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
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◆今日、何と、あやしもさんとえさんのお二人のnoterさんにお会いすることができました!
次回、ご報告いたしますね。
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