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微熱さんには泣かされてばかりだ~長野・飯田への旅

 明日、私は、旅に出ます ♪ (「あずさ2号」)

こんにちは、ぱんだごろごろです。
微熱さんのブックカフェに参加するため、先日、長野県飯田市まで行って来ました。

飯田に行くのは初めてなので、「乗換案内」に相談したところ、

高速バス(新宿→飯田)
新幹線で豊橋→JR飯田線(新横浜→飯田)
あずさ21号で岡谷→JR飯田線(新宿→飯田)

の三案が提示されました。

私が選んだのは③のルートで、なぜこれにしたのかと言うと、やっぱり、「あずさ21号」という名前に惹かれたからだと思います。

狩人の「あずさ2号」をリアルタイムで聴いて育った世代なので、「あずさ」という車名に旅情を感じてしまうのですよね。

同時に、飯田線にも旅情を感じる理由がありました。
かのトラベルミステリーの巨匠、西村京太郎の短編、「愛と死の飯田線」(『最果てのブルートレイン~急行「天北」殺人事件』(光文社文庫)所収)を以前読んだことがあったのです。
内容は忘れましたが、飯田線という路線名だけは記憶の片隅に残っていました。




微熱さんからブックカフェへのお誘いのメールを頂いたとき、即座に「行く!」と決めたのは、前回の池袋での微熱さんのブックカフェに参加できずに残念な思いをしたからでした。

前回の開催日は5月6日でした。
私が転んで左脚膝を骨折したのは3月5日のことで、職場に復帰したのが4月の最終週。
2ヶ月近く休んだ上に、復帰してすぐに、また休ませてくださいとは、言いにくかったのです。

ただ、微熱さんには会ってみたかった。

おそろしく魅力的で、力強く、熱量のこもった文章を書く人だな、というのが、微熱さんの記事を読んでの第一印象でした。

その生き方も波瀾万丈で、情熱が全身からほとばしるよう。
文章の力と作者の実体験とがかみ合って、ご夫君とのいきさつを書いた記事を読んだときには、感情が揺さぶられて、涙が止まらなくなるのでした。

何で、ここまで書けるんだ、この人は。


何だって、ここまで人を惹きつけて離さないんだ。


会えるものなら、会ってみたい。


その希望が叶えられようとしていました。




12時ちょうどに新宿を出発する「あずさ21号」と飯田線を乗り継いで、前日、8月13日のうちに現地に入りました。

翌朝、10時にホテルをチェックアウトしたあとは、会場に向います。


りんごの樹が並びます。
この向かい側に会場がありました。

開場は11時。
10時過ぎに会場に着いた時には、すでに到着した方たちの手によって、ブックカフェの準備が進められていました。

皆さんにご挨拶をしました。
コッシーさんと息子さん、そうたいさん豆千さん

妙齢の美女が受付をしてくださいました。
ねむいねこさんです。

そして、ほんものの微熱さんにお会いして、感激!

何と言うか、色白ですらりとして、若樹のように伸びやかで、清廉な方、という印象でした。
そのくせ、笑い方が外国の絵本に出てくる、いたずらっ子の少年のようなのです。

テーブルの上に、持って来た本を並べます。
そして持ち帰りたい本を選びます。
こちらは豆千さんの本のテーブル。
豆千さんは、お酒を飲みながら本を読める本屋さんの開業を目指しています。この秋には実現される予定です。
ブックカフェの会場では、フルーティなノンアルコールビールをご馳走して頂きました。


ガラスに景色が映り込んでしまい、見えにくいのですが、この方がブックカフェの主、微熱さんです。
ランチプレートの準備中です。
微熱さんが作ってくださったランチプレート。
アイスコーヒーは、もちろん微熱ブラックです。
タンドリーチキンカレー初め、どれもとても美味しかった。

有名な微熱さんのコーヒーは、ブラックなのにすっきりとした、やさしい味わいでした。


こちらはくまさんとくまさんのご夫君であるとどさんセレクトの古本屋さん。

おひたちさんが体調不良で来られなくなったため、くまさんゆうゆうさんと、新幹線とバスを使っていらっしゃいました。

くまさんの書く記事にも何度か泣かされた私。
リアルくまさんって、どんな方かな。
ドキドキです。
そしてやって来た方を見て、まず思ったのが、
『女優さんみたいなオーラのある方だ』

誰かに似てる…、
そう、小芝風花さんに似てるんです。

小芝風花さん


ねむいねこさんと言い、くまさんと言い、みつまめさんと言い、何でこんなに美女ばかりなの?

うふふ、先に言ってしまいますが、
『高速バスで帰るので、途中で失礼します』
という言い訳をして、
『だ・か・ら、帰る前にハグしてくださ〜い』
と、ハグをおねだり、
微熱さん、くまさん、リチさんとハグして頂きました。
あ〜、至福。

リチさんとは初対面だったので、となりの席で、こっそりリチさんのクリエイターページを見たところ、アガサ・クリスティの「春にして君を離れ」をテーマにした記事がありました。

クリスティ仲間として、その場で勝手にお友だち認定させていただきました。




私が持ち帰った3冊。

ウッドハウスの「エムズワース卿」は、天才執事ジーヴスシリーズしか知らなかったので、真っ先に確保しました。
「コーヒーが冷めないうちに」は、以前新聞の広告欄で見たことがあったから。
喜多川泰の「賢者の書」は、ミイコさんに勧められて読んだ、同じ作者の「運転者」が面白かったから。

3冊の本には、微熱さん特製のブックカバーを掛けて、しおりも1枚ずつ、それぞれの本にさしました。


アユミさんのテーブルです。塗り絵に興味津々。左奥の黒いボックスの中に本が入っています。

アユミさんtreeさんのお二人とは初対面です。
できる限り猫を被って、ご挨拶しました。
treeさんからは、手編みのピンクのくま耳コースターを頂きました。
熊の耳がパンダっぽくて、可愛いのです。

BlueJamさんにもご挨拶をさせていただきました。


私がうっかり写真を撮るまえにデザートを食べ始めてしまったところ、リチさんが『私のを撮っていいですよ』とおっしゃってくれました。
苺アイスと苺のチャツネと微熱ガトー。コーヒーはホットの微熱ブラック。

微熱さんがデザートとホットコーヒーを持ってきてくれました。
苺のアイスクリームはベージュ色、余計なものを入れずに作ると、こういう色になるのだそうです。
微熱ガトーは、とにかく濃い。

添えられたローズマリーのさわやかな香り。
微熱ブラックは、ホットになっても文句なしの美味しさでした。



美人母娘と指導するくまさん

くまさんのマクラメ教室が始まりました。
右側にいるのは、美人母娘の母、ramさん
左側が娘さんの志麻さん

手前、二人の間に座り込んだ私は、作業を続ける二人の手許を見ながら、くまさんの説明に耳を傾けました。

楽しい時は過ぎ、やがて高速バスに乗るために、会場を後にしなければならない時間がやって来ました。

先ほどもちょっと書きましたが、三人の美女たちとハグを交わし、皆さんにさよならの挨拶をしました。

おとなりのなみきマーケットで手早くお土産を買い、飯田駅へと向かいました。

しばらくすると雨がザアッと降ってきました。
ベンチで待つうちに、新宿行きのバスがやって来て、私も乗り込みました。

途中、小仏トンネルで1時間半の渋滞が発生し、バスタ新宿に着いたときには9時になっていました。

それでも湘南新宿ラインへの乗り継ぎがうまく行って、10時過ぎには自宅に帰り着くことができました。

微熱さん、ブックカフェに参加された皆さん、
とても楽しかったです。
どうもありがとうございました。


帰って来てから、また、微熱さんに泣かされました。

ええ!と驚いてしまった。彼女は昔、国語の先生だったそうです。

なぜ驚いたのかというと、私は過去に先生という人たちに好かれたことが一度もないから。
(中略)

彼女は最初に挨拶してくれた時から、私のこと好きでいてくれてるんだってすごく伝わってきて、思わず腕をすりすり触ってしまいました。「あー、生の微熱さんに会えたからもう悔いはないわ」とへっへっへ~♪と笑っていらっしゃいました。この笑い方が好きなんだよね。

あとで参加者さんが送ってくれた写真をみて納得しました。おそらく彼女が帰る時のもので、みんなや私に向けて背筋を伸ばし深々とお辞儀をなさってるんです。

えー、でも驚きです。私を好きになる先生っているんだね!先生ってみんな、できる子が好きなんだと思っていた!

だから彼女は世界で初めて、私を好きになってくれた先生です。なんかすごく自分が誇らしいって思えました。遠くから来てくれてうれしかった。次は私がそっち行きたいな。彼女が住んでいる土地、私はすごく好きで憧れがある。旅行いったら、いっしょに海か寺か、行きましょう!

以下の記事より引用


微熱さんとはがっつりハグをしましたからね。
やることはやるんです、私。
大好きですよ、微熱さん。
どうぞいつまでもお幸せにお過ごしくださいね。




今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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ぱんだごろごろ
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