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3月1日に買った本

こんにちは、ぱんだごろごろです。
私が、日頃、電子書籍を愛用しているということは、以前お話ししました。

今、私が使っている電子書籍販売ストア(電子書店)は、NTTソルマーレの「コミックシーモア」と、ソニーの「リーダーストア」です。

https://note.com/kigurainotakai/n/n06913b8ac960
「電子書籍の良いところ」

このうち、「コミックシーモア」では、私は「月額メニュー」というコースの会員になっています。

「月額メニュー」とは、毎月決まった金額を支払うことで、ポイントを獲得し、そのポイントで本(電子書籍)を買う、というシステムのことです。

最初、私は、必要になった時に、その都度ポイントを購入するシステム、「ポイントプラス」を使っていたのですが、自分の購入頻度を考えると、「月額メニュー」の方が得だということがわかったため、今は、月に5,000円のコースに入っています。

「月額メニュー」では、毎月継続特典として、1,200ポイントをもらえるため、消費税込みで、月に5,500円を支払うと、6,200ポイント分の本が買えると言う訳です。

そして、この6,200ポイントは、毎月、1日に賦与されます。

そのため、私は、1ヶ月の中で、お給料日の次に、この1日を楽しみにしているのです。

前月、ポイント不足で買えなかった本が、1日になれば、晴れて買える、
こんなに嬉しいことがあるでしょうか。

1日になるのを待つことさえ、楽しいのです。

この喜びに匹敵するのは、エルメスのフランス本社に、自分仕様にカスタマイズしたケリーバッグを注文し、2年待った末に、『来月、1日にご自宅に届く予定です』と言われたマダムくらいのものではないでしょうか。


そんなこんなで、今月も、1日がやってまいりました。

欲しい本、読みたい本は、すでに、「カート」の下部、「あとで購入する作品」という欄に、ぎっしり並んでいます。
この中から、最もリーズナブルにナイスなタイミングで購入できる本を選ぶのです。


「値下げ」や、「ポイント還元」「20%オフ」などという文字が、目に飛び込んで来ます。

1ヶ月分のポイントの大半を一度に使うのはもったいない。
月半ばになった頃に、どうしても読みたい本が現れるかもしれないのです。

私は、「ポイントプラス」から「月額メニュー」に移る時に、自分と約束を交わしました。
月々5,000円というお手当を頂けるのだから、決してそれ以外の課金はしないと。

そもそも、月に5,000円と言うのは、初老の契約社員にとって、決して安い金額ではありません。
子どものお稽古事や塾の月謝と比べてはいけません。
あれらには、いつかは終わりが来ますが、私の本(漫画を含む)に対する妄執には、終わりというものがないのです。

ということで、ポイントの半分くらいは残しておきたいですよね。
で、選びに選んで、3月1日に買った本は、以下の5冊です。

「ドミノ」 恩田陸・・・最初は、「ドミノin上海」の表紙絵のパンダに惹かれたのですが、『抱腹絶倒のパニック・コメディ』という宣伝の語句が気になり、一巻の「ドミノ」から読むことに。


「盲目的な恋と友情」 辻村深月・・・『どんでん返し以上のちゃぶ台返し』という新聞広告のキャッチ・コピーに惹かれて。


「高校事変14巻」 松岡圭祐・・・あまりに面白いので、4巻までは買っていたが、価格の高さと、発行頻度の高さゆえに、一度は離れた作品。
この14巻は、主人公、優莉結衣の番外編と言うことで、久々に購入を決意。


「82年生まれ、キム・ジヨン」 チョ・ナムジュ・・・ずいぶん評判になっていたので、ずっと気になっていた作品。この度、文庫本になって、価格が思ったよりも安くなっていました。


「遠巷説百物語」 京極夏彦・・・単行本の頃から、ずっと「あとで購入する作品」欄に入れてあった作品。文庫本になり、価格がぐっとお安くなったタイミングで購入。

何だかバラバラなラインナップですねぇ。
でも、どれもこれも、読むのが待ち遠しくて、うずうずしてしまうのです、うふふ。

なぜ、『せっかく買ったのに、すぐ読み始めないのか』ですって?

それはね、今は、大好きな大沢在昌の、「暗約領域」を読んでいるからです。

これは、先月末に、読みたいな、と思ったものの、ポイントが足りなくてあきらめていたもの。
それが、何と、2月の最終日に、コミックシーモアの月末3日間限定くじで、30%割引券を当てたため、手持ちポイントで買えたというものなのです。

え、ぱんだは『新宿鮫』嫌いだったんじゃないの、ですって?
あれはね、前にも言ったけど、あの彼女がちょっとねー、で、敬遠していたのですよ。
それが、鮫島、彼女と別れたでしょう。

それに、大沢在昌ロングインタビューを読んだら、大沢さん、鮫島とあの歌手の彼女とは、もう復縁はないと思う、と言っていたのです。
そこで、ようやく安心して、彼女と別れた後の、「暗約領域」を読み始めたと言うわけです。

もう、めちゃめちゃ面白いです。
目薬点しながら、読み進めています。
ボリュームがすごいので、読んでも読んでも読み終わらない点もありがたいのです。

今しばらく、新宿で、警察とヤクザと犯罪者と公安が暗躍する世界に浸っております。



今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日は雛祭りですね。
お雛さまを眺めて、そのお顔、衣裳、表情の美しさに、毎年うっとりしています。
この日ばかりは、私のために、この立ち雛を買ってくれた母の審美眼に感謝しています。


皆様、どうぞ佳いひな祭りの日をお過ごしください。



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ぱんだごろごろ
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