Money 初めてまともに貯金した頃の話
今日は「M」の日。
Mで始まる言葉は、人生の中で大事なものが沢山あって迷いますね!
お金は人生のなかで大事なもののうち、けっこう上位に来るのではないでしょうか?
お金とのつきあい方…などとカッコいい事をいっても、私の場合投資をしているわけでも、巨額を稼いでいるわけでも、大金持ちのお嬢様に生まれたわけでもなく、玉の輿にも乗っていません。
そのため、サクセスストーリーや、富豪の生活を夢見ているような人がこれを読んでも多分つまらないと思うよ。ということは先に申し上げておきます。
大学を卒業し、社会人になってから、4回の転職を経て現在働いている会社が5社目となります。
大抵の人の転職する目的は、年収アップ、ステップアップ、スキルアップなど、何かしらをアップさせるためではないかと思うのですが、私の場合はお金よりも、働く時間や仕事内容をその時の自分の状況に合わせて選んでいるうちに、現在に至りました。そのため、むしろ現在の年収は最初に勤めた会社の半分弱ぐらいです。
最初の会社で17年間勤めていたので、それなりに給料を貰っていた方だと思います。
「貰っている」の基準は何かというと、大昔テリー伊藤さんが、女性の場合は毎月の手取額が年齢×一万円を越えていれば稼げている方だ。というようなことを仰っていたので、それを基準にしています。
しかし、稼いでいる時は出費も多いのが世の常。
海外旅行に行って、好きな服やバッグを買って、エステやネイルサロン通いをして、お酒も飲んで…という生活をしていると、全然残りません。
ある時、結婚資金を貯めよう!と会社の後輩と2人して財形貯蓄を始めるまでは、貯金を全くしたことがなかったほどです。30歳までは副業でバイトをしていたぐらいですし。
財形貯蓄を始めるにあたり、私は年間あたり100万、後輩は年間あたり200万に貯蓄額を設定していました。
後輩の場合は、実家暮らしだったのでかなり攻めた額でした。財形貯蓄担当の人事の人から、本当にこの金額で良いの?と驚きの表情で確認されていました。
お金を貯める!と決めたあとの後輩は本当にスゴかったです。
お弁当、水筒持参はもちろん、コンビニにも立ち寄らず新しい服やバッグは一切買わない。
財布のなかには、仕事の経費を立て替えるための10000円しか入れず、クレジットカードは持ち歩かない。借りられるものは借りて済まして、新しいものを買わない。 ネイルサロンと美容室、エステにかけるお金だけは確保する。(結婚前でしたのでね。)彼氏と共同の財布を作りデート代はそのなかで賄う。
といった調子で、メリハリのきいた節約のお手本のような生活でした。
私はそこまでストイックになれず、財形貯蓄は給与天引きなので、はじめからないものとして、存在を忘れるようにしていただけです。
海外旅行は、当時格安で行けた韓国だけにしたのと、高級品を買わなくなったぐらいで、生活はさほど変えませんでした。
そのため、たいして節約生活のストレスを感じることなく生活できていたと思います。
後輩と私は、お互いの目標額を達成してからも、ずっと会社をやめるまでは財形貯蓄を続けていたので、結婚生活を始めてからも、家を買ったりするためのまとまったお金を用意することが出来たり、産休中の生活の心配をしなくて済んだのでした。
今考えても、まだ若かったこの時に、貯金出来たのは良かったなと思います。
この時の頑張りがなかったら、今の家も買えず、結婚式も新婚旅行も満足いくものにはならなかったと思うのです。
やはり人生の節目にはまとまったお金が必要な事が多いです。
今の会社には財形貯蓄の制度がないので、銀行の積み立て預金で天引き気分を味わっています。
生活を楽しみながらも、必要なときに備えてもう少しお財布のひもを固くした方が良いかな~などと考えながら今日はここまで。
ではまた明日。