2022.03.11 春の匂いは少し怖気付いてしまうみたいだ
かなりお久しぶりになってしまいました。noteを開くのも、文章を書くのも。今月で4年間の大学生活が終わります。大学生活が始まった4年前。遠いような、近いような。ちゃんと大学生としてやっていけるか不安だった入学式からもう4年が経つ。知らなくていいことも、知った方がいいことも、どちらも同じくらい吸収した気がする。
私がこのタイミングでnoteを開いたのには理由があって、去年の私は何を考えていて、何を感じていたのか知りたくなったからだった。去年の私は脆かったように見える。だけれど、その脆さの中に強さがあったようにも思える。
4月から新社会人として新しい人生を始めることになる。これは私自身が選択した人生だ。だけど、ふとした瞬間に不安になる。怖くもなる。勿論、楽しみも半分くらいあるんだけどね。実家を出る日が刻一刻と近づいてくるこの現実が怖くて、今やらないといけないことが全然できてないようで、なんだか焦る。この残された日々をどう過ごすか分からないでいる。新幹線に乗る自分が泣いている姿を容易に想像することができるし、ホームシックにだってなる自信しかない。それでも、私はこの人生を自分で選んだ。紛れもなく、去年の私が。後悔しているわけではない、ちょっと怖気付いているだけなんだ。
最近、自分が書いたnoteを見てみた。躓いたり、転んだりしながらも、また立ち上がっては歩き始めていた。私の文章は弱くも力強く書かれていた。就活の時は、やる気に満ち溢れていたし、自分を変えるキッカケが欲しかったはず。ちゃんとキッカケを掴んで今の私はここにいる。
自分が書いた文章が背中を押す。なんだか、すごいことだなと思う。もう、やるしかないのだ。4月から環境が変わるたくさんの人だって不安とか期待とかそういうもの全部背負って、戦っていくんだ。春の匂いがすると、少し緊張する。だけど、もうやるしかないんだと腹を括って新しい人生を歩み始めたい。
完璧じゃないから、その都度立ち止まって考えて。多分その繰り返し。大丈夫、うまくやれる。4月から新しい環境に飛び込むみんなへ、きっとうまくいく。少し先の未来で笑っていますように。
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